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プレッツェーモロ
イタリアで食べ歩き旅行をするぞ!そのための情報収集と準備の過程を記録します。
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ホロホロ鳥を使った豪快なイタリア料理を見つけました。
そこで早速、今日のお題は、ホロホロ鳥~。
ホロホロ鳥って何?
まず、ここからスタート。
こんな鳥。
↓
www.animalinelmondo.com/animali/vedi.php?NewsId=559
お~、なんと見事な水玉模様!
名前の由来、味、その他いろんなことが、こちらの石黒農場という所のサイトにのってました。
↓
www.ishikuro-farm.com/index.html
名前の由来や味の説明はこちら。
↓
www.ishikuro-farm.com/horohorodori.html
国によって、名前が全然違うんですねえ。
日本語の、ホロホロ鳥っていう、外国人には言えそうにない名前は、一説では、鳴き声に由来するって言われてるんだー。
でも、実際はギャーギャー鳴くっていうのが笑えるなあ。
イタリア語では、ホロホロ鳥は、ファラオーナ。
別名、ガッリーナ・ファラオーナ。
つまり、エジプトのファラオの鶏っていう意味。
古代に、アフリカからイタリアに伝わったことを表わしてます。
アフリカやマダガスカル原産のホロホロ鳥は、ヨーロッパでは古代から知られていたんだけど、一時、姿を消してしまったんだって。
15世紀頃、ポルトガル人がギニアから再びホロホロ鳥をつれてきて、再度ヨーロッパに定着します。
英語でホロホロ鳥のことをギニアの鶏って呼ぶのは、そのせい。
味は雉に似てるらしいんだけど、雉の味って言われても、思い浮かばないのが悲しい~。
★...★...★...
ホロホロ鳥は、イタリアでは、若いものならローストやカルトッチョ、育ったものなら煮込みにすることが多いようだけど、一番有名なのは、粘土焼き!
粘土で鳥を包んで焼くっていう方法は、ロンバルド族が考え出したって言われてるんだって。
ロンバルド族?
えーっと、世界史で、「ゲルマン民族の大移動」っていうの、習いましたよね。
ロンバルド族は、そのゲルマン民族の1つ。
6世紀頃に、ドイツの方からイタリアにやってきて、パヴィアを首都にしてロンバルド王国を築きます。
ロンバルディアという名前の元になっている民族。
私のロンバルド族のイメージは、映画『グラディエーター』 なんだなあ。
冒頭で、ラッセル・クロウ率いる鎧で身を固めたローマ軍が、森の中で、毛皮を来た土着民みたいな一群と戦うシーンがあるんです。
あの土着民たち。
ロンバルド族は、優雅さとは無縁の現実的な人たちだったんだって。
そんな彼らが、ホロホロ鳥や雉を食べるために考え出した方法が、粘土焼き。
丸ごとの鳥を粘土で固めて焼けば、羽根をむしる手間が省ける!
なあるほどお。
今じゃホロホロ鳥の羽根は、全部むしられた状態で売られてるんだけど、粘土焼きは、イタリアのレストランでは人気のメニューらしいです。
作り方は、明日に続く~。 |
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