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イタリアで食べたい

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Category

Apr 25, 2006
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カテゴリ:食材
ホロホロ鳥を使った豪快なイタリア料理を見つけました。
そこで早速、今日のお題は、ホロホロ鳥~。

ホロホロ鳥

ホロホロ鳥って何?
まず、ここからスタート。
こんな鳥。
  ↓
www.animalinelmondo.com/animali/vedi.php?NewsId=559

お~、なんと見事な水玉模様!

名前の由来、味、その他いろんなことが、こちらの石黒農場という所のサイトにのってました。
  ↓
www.ishikuro-farm.com/index.html

名前の由来や味の説明はこちら。
  ↓
www.ishikuro-farm.com/horohorodori.html

国によって、名前が全然違うんですねえ。
日本語の、ホロホロ鳥っていう、外国人には言えそうにない名前は、一説では、鳴き声に由来するって言われてるんだー。
でも、実際はギャーギャー鳴くっていうのが笑えるなあ。

イタリア語では、ホロホロ鳥は、ファラオーナ
別名、ガッリーナ・ファラオーナ。
つまり、エジプトのファラオの鶏っていう意味。
古代に、アフリカからイタリアに伝わったことを表わしてます。

アフリカやマダガスカル原産のホロホロ鳥は、ヨーロッパでは古代から知られていたんだけど、一時、姿を消してしまったんだって。
15世紀頃、ポルトガル人がギニアから再びホロホロ鳥をつれてきて、再度ヨーロッパに定着します。
英語でホロホロ鳥のことをギニアの鶏って呼ぶのは、そのせい。

味は雉に似てるらしいんだけど、雉の味って言われても、思い浮かばないのが悲しい~。

カナルディ 雉(きじ)のパテ

★...★...★...

ホロホロ鳥は、イタリアでは、若いものならローストやカルトッチョ、育ったものなら煮込みにすることが多いようだけど、一番有名なのは、粘土焼き

粘土で鳥を包んで焼くっていう方法は、ロンバルド族が考え出したって言われてるんだって。
ロンバルド族?
えーっと、世界史で、「ゲルマン民族の大移動」っていうの、習いましたよね。
ロンバルド族は、そのゲルマン民族の1つ。
6世紀頃に、ドイツの方からイタリアにやってきて、パヴィアを首都にしてロンバルド王国を築きます。
ロンバルディアという名前の元になっている民族。

私のロンバルド族のイメージは、映画『グラディエーター』 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン グラディエーター なんだなあ。
冒頭で、ラッセル・クロウ率いる鎧で身を固めたローマ軍が、森の中で、毛皮を来た土着民みたいな一群と戦うシーンがあるんです。
あの土着民たち。

ロンバルド族は、優雅さとは無縁の現実的な人たちだったんだって。
そんな彼らが、ホロホロ鳥や雉を食べるために考え出した方法が、粘土焼き。
丸ごとの鳥を粘土で固めて焼けば、羽根をむしる手間が省ける!
なあるほどお。

今じゃホロホロ鳥の羽根は、全部むしられた状態で売られてるんだけど、粘土焼きは、イタリアのレストランでは人気のメニューらしいです。
作り方は、明日に続く~。






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Last updated  Apr 26, 2006 09:14:23 AM
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