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Apr 30, 2006
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もうすぐ『ダ・ヴィンチ・コード』が公開になるせいか、レオナルド・ダ・ヴィンチの話題をよく耳にします。

ダ・ヴィンチの絵で現存しているものは、17点しかないんですねえ。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ポスターA ダウ゛ィンチ・コード/ポスター最後の晩餐 レオナルド ダ ヴィンチ LEONARDO

でも、絵以外にも、色んなものを残してるみたい。

たまたま、チェゼナティコという、エミリア・ロマーニャ州の町のガイドを読んでいたら、ここも、レオナルド・ダ・ヴィンチと関係のある町だった、ということを知りました。

チェゼナティコは、イタリアの典型的なビーチリゾート。
バカンスの時期には、大賑わい。
でも、外国にあまり知られていないのは、多分、庶民的なバカンス地だからなんだろうなあ。
正直言って、この手のリゾート地に行きたい!とは、あまり思わないし(チェゼナティコ、ごめんネ)。

どんなビーチかと言うと、さすがバカンスの町、チェゼナティコ市のHPに、町のPVがありました。
こちらのページの「Guarda il video」と書かれた運河の写真をクリック。

まーっすぐ続く広いビーチと、その内側を通る運河の様子、よ~く分かりますねえ。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、この運河の改修計画を作ったんだそうです。

元々、ここは漁師町だったんですが、14世紀初めに、交易のために小さな港が作られました。
16世紀になってすぐ、ルネサンス時代の有名な政治家、チェーザレ・ボルジアが、ロマーニャ地方を支配下に収めるための戦略上の補給地として、この港に目をつけます。
でも、当時この港は、砂が堆積する欠点があって、あまり使いものにならない状態だったんだって。
そこで彼は、ダ・ヴィンチに依頼して、港の徹底的な改修案を作らせます。
当初はあまり注目されなかったようですが、時が経つにつれて、港の使いやすさが実証され、チェゼナティコは発展していきました。

へ~え、ダ・ヴィンチは、絵を描いただけじゃなくて、小さな港町を発展させた功労者でもあったんだあ。
町は今でも彼を誇りに思っているようで、町を紹介する写真は、この港と運河が中心。

こちらのページの中ほどには、ダ・ヴィンチが描いたこの運河の設計図と、町の俯瞰図があります。
  ↓
www.arengario.net/momenti/momenti28.html

図の上の写真は、チェゼナティコの運河と港。
さらに、図の下には、ダ・ヴィンチが、1502年6月21日から12月10日の間に、どこで何をしたかが、詳しく書いてあります。
チェゼナティコでこの図を書いたのは、1502年9月6日だって。
ひょえ~、すごく詳しく分かってるんだなあ。

この時、ダ・ヴィンチと一緒にいたのは、チェーザレ・ボルジアとマキャベリ。
チェーザレ・ボルジアは、この図のあるページの一番上の肖像画の人物。
マキャベリが「理想的君主」と評した人で、美男子で有名だったんだって~。

この肖像画は、アルトベッロ・メローニ作。
ベルガモのアッカデーミア・カッラーラ所蔵。

チェーザレ・ボルジアという名前、イタリア史の中でよく耳にします。
こちらのサイトによると、すごく波乱万丈の人生だったみたい。
  ↓
http://profiler.hp.infoseek.co.jp/cesare_borgia.htm

え~、宝塚の芝居になってたのお!→'96 宝塚歌劇全主題歌集(CD)
うわ~、ティーン向けの本の主人公にもなってる~!→闇の果て光の宴

ひょっとして、日本では有名なのお?

伝記でも読んでみようかなあ。 チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 塩野七生






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Last updated  May 1, 2006 10:05:26 AM
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