メカジキのカルパッチョ＆スモーク

Jun 10, 2006

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カテゴリ：食材

今日のお題は、イタリアンのメカジキ料理。

以前、インヴォルティーニ（アンチョビーやパン粉を詰めたロール）やシチリアの美食家風（ア・ギオッタ）は書いたので（こちら）、今回はそれ以外のもの。

スーパーに並んでるメカジキは、小さな切り身ですよね→

◆築地発！ほんものの新鮮素材◆勝浦の天然めかじき約100g（切り身）×2枚セット

でも、メガジキって、こんなに大きな魚なんですねー。
　　↓
メカジキ

いったい、スーパーの切り身は、どこの部分なのかなあ。

イタリアで一番人気があるのは、腹の部分。
イタリア語では、“ヴェントレスカ”とか、“スッラ”って言います。
カマとか、尾の近くも、料理には珍重されるんだって。

イタリアでは、メカジキを生で食べることもよくあるみたい。
代表的なのが、メカジキのカルパッチョ。
この場合は、腹より、脂が少ない背の方が、イタリア人好み。

←腹、

←背

カルパッチョの味付けは色々あるけど、シンプルなのは、レモン汁、EVオリーブオイル、塩、こしょう、ルーコラ。
調味料で和えてから盛り付けたり、マリネしたり、レモン汁で締めてから調味したりと、様々。

イタリアでお勧めなのは、メカジキのスモーク。
レストランでは、よく見かける１品。
あっ、そうそう、イタリア語では、メカジキは、“ペッシェ･スパーダ”だよん。
その名もずばり、「剣魚」。
スモークは、“アッフミカート”。

これはチェファルー（シチリア）で食べた、魚のスモークの盛り合わせ。
一番右が、メカジキ。
おいしかったぜ～。
　　↓

ちなみに、魚のスモーク、イタリアでもなかなかおいしいんですよ～。
前にも書いたけど、スモークの魚を食べる時は、イタリアでもバターとパンを添えるんですねー。

この他にイタリアで一般的なメカジキの食べ方は、グリル、インヴォルティーニ、トマト煮、オーブン焼き、ボイル、etc.。

レッジョ･カラブリアのバイリクというレストランでは、パンチェッタの代わりにメカジキのスモークを使ったカルボナーラを出してるんだって。
店のHPはwww.baylik.it/index.html

メニューを覗いてみたら、魚料理のオンパレード！
メカジキ料理なら、メカジキのカルパッチョ、メカジキとズッキーニの花のスパゲッティ、メカジキのロースト、メカジキのインヴォルティーニなどなど。

他に、タコのフリット、ムール貝のフリット、貝のスパゲッティ、イカ墨のリゾット、ボッタルガのスパゲッティ、ヤリイカの詰め物入りロースト、ムール貝のフリッタータなんかも。

さーて、家で料理するなら、どんなのがいいかなあ。
メカジキ料理の話、明日に続く～。

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Last updated Jun 11, 2006 09:53:47 AM
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