キャビアとサフラン、どっちが高い?
ブリヤ・サヴァランは、「トリュフは料理のダイヤモンド」って言ったそうで。今日のお題は、トリュフの次ということで、高級食材つながりで選んでみました。この食材、よく、「金のように貴重」、と言われます。さて、な~んだ。答えは、サフラン。サフランを1kg集めるには、花が12万から15万個必要なんだって。こちらのイラン産サフラン→ は、10gで2,000円。ということは、1kgだと20万円。こちらのスペイン産→ は、10gで3,000円。1kgだと30万円。イタリア産→ は、0.375gで300円だから・・・。1kgだと80万円!ちなみに、1ヘクタールの畑から採れるサフランの乾燥させためしべの量は、約8kg。つーことは、イタリア産だったら、小売価格で640万円かあ。1ヘクタールって、10,000平方メートル。こういう場合のお約束で、東京ドームと比べて見ました。東京ドームのグラウンドは13,000平方メートルだから、それよりちょっと小さいぐらい。8kgっていうと、猫2匹分ぐらいかなあ。野球場一面に咲いてる花を1個ずつ手で摘み取って、その結果が猫2匹分っていうのは、なんだか気が遠くなりそうな重労働。それを考えると、高いんだか、安いんだか・・・。このアルバ産白トリュフ→ は、1g900円。つーことは、1kg90万円。ただし、空輸だから、飛行機代がかなり入ってるはず。ということは、船で運ばれてくるサフランのほうが、ず~っと高い!ロシア産の高級キャビア、ベルーガ→ は、100g16,000円。1kgだと16万円。なんだか安く感じてしまうのは、なぜ?おまけで、最近の金の先物相場は、1オンス600ドル近くだって。詳しいことはよく分からないけど、1kgだと230万円ぐらい?やっぱりお高いね~。金ほどじゃないにしても、キャビアより高いサフラン。いったい、どんな料理に使うんでしょう。サフランは、ヨーロッパの三大美食国、フランス、スペイン、イタリアの、ある名物料理につかわれています。さて、な~んだ。フランスは、ブイヤベース スペインは、パエリヤ そしてイタリアは、リゾット・アッラ・ミラネーゼ でした。サフランの話、明日に続きます~。P.S、普段から単純な算数でも間違えるのに、今日は慣れない計算をいっぱいしてしまったあ。もし間違ってたら、笑って許して~。