ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

負けは負け以上でも以下でもないが，先のタイガース３連戦の時とは全く内容が違う。あのときは勝てる試合を自分で落としていたが，きょうは終始互角に組んで，まあ天からの神の手で負けさせられたようなものだ。

まず宮崎。タイガース打線が全く振れていないということにも助けられたけれども，ようやくスターターらしいピッチングができたと思う。ただし，桜井に打たれたホームランは反省せねばなるまい。なんにも考えずに振ってくるバッターに不用意な高さの球を投げてはいけないというのは鉄則だから。それいがいは，まあよかったと思う。

攻撃ははっきり言ってちぐはぐだったし，アレックスと栗原が全く機能しなかったのも痛かった。しかし，それ以上に，

水曜日に引き続き廣瀬には大反省してもらわなければなるまい。

確かに相手はウィリアムスだけれども，バントもできないような超常現象のような球を投げていたわけではあるまい。本当にあの場面，意地でもバントを決めるという気魄があったがどうか。心のどこかにやっぱり打たせてもらえるのではないかという隙があったんじゃないかと，そんな気がする。そりゃ結果としてあそこでバントを決めて点が入ったという保証はないけれども，やっぱりやるべきことをやらなければ何もうまく回らないという典型だったと思う。

さて，そんな細かいことはさておき，今日の試合はカープにとってはとんだとばっちりだったといわざるを得ない。なぜなら，

審判団全体が昨日の誤審が発端の岡田監督退場劇の埋め合わせをしようという意識で統一されていたから

プロフェッショナルのプレイをジャッジするのにはふさわしくない技術の恥も外聞もないヘボ審判がここまで見事に意志統一されていれば，そりゃ勝てようもない。ただ，気をつけないと明日も明後日もやられるおそれがあるから，敵地ではあるが一度監督がガツンと言っておいた方がいいかもしれない。

ところで，今日のスカイ・Ａ（というかサンテレビ）での中継を見て納得したのは，桜井がホームランを打った直後に喜田の表情を映し出したこと。ほとんどタイガースファンでさえ，いや首脳陣でさえ忘れかけていた桜井をいきなり引き上げて，ちょっと打ち出したらヒーロー扱いにしていたからもしやと思ったら，やっぱりその裏には根強い喜田コンプレックスが渦巻いていることがよく分かった。まあ，変わりに差し上げたのが足は速いがスローイングにちょっと難がある山田真介で，赤星と赤松以外ろくに守れないヘボ外野陣の強化をもくろんだつもりが全く役に立たなかったんで，多分担当したフロントがファンから袋だたきに遭ってるんだろうな・・・とは思っていたけれども。

そして，在阪プレスの皆様へ。

この時期に京セラドームの６連戦を組んで平気で「長期ロード」といって恥ずかしくありませんか

恥ずかしくないのならば，筆を折り，口を縫い合わせた方がいいと思う。

廣瀬以外は今日の試合は忘れよう。


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