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テーマ:~広島東洋CARP~(4350)
カテゴリ:今日のカープ
さすがに,昨日の敗戦は,選手の心を動かすものがあったのかもしれない。
相手先発のグライシンガーを,いくら調子が悪かったとはいえ,ここまで崩すことができるとは思わなかった。それだけで今日は十分だと思う。犠牲フライで追いつき,犠牲フライで勝ち越し,タイムリーで加点。さらにエラーの連鎖をきっかけにタイムリーと犠牲フライ。 ランナーを先の塁に進めれば何かが必ず起こる ![]() これを,選手が理解して実感してくれれば,また来期への糧になると思う。 ただ,正直なところをいうと,今日の試合。スターター発表の時点から,いや試合が終わったこの今も,寂しさだけが残っている。確かに黒田が完投して勝った,申し分ない試合ではあるけれども,いかんせんこの時期の試合。しかも昨日一昨日の負け方が負け方。選手起用から何かを変えてくると思っただけに,ちょっと透かされたような気がした。もちろん,それで勝ったのだから,策としては間違いがなかったんだろうけれども,本当にそれでよかったのだろうかという気がしてならない。 ところで,昨日の試合を受けた今朝の広島版日刊スポーツ。1面トップの見出しにいきなり「プライドはないのか」と掲げた。しかも,同紙専属評論家で広島球界の英雄である山本一義氏の言葉を引用するという形を取って。他の在広プレスと同様に,どんなにどんなに負け続けてもぬるく甘い論調を続けてた中での異例の記事編成。さすがに,かばいきれなくなったのだろうか。 そして,中国新聞スポーツ面の「球炎」。このシリーズ担当の木村雅俊記者の今朝の記事は,いつにもまして辛辣だった。 >心地よかった七回までの展開に救いを求めるのは、一時の気休めにしかならない。 >野球は9回で決着をつけるスポーツであり、さらに来季もカープを見守る決意のある人なら、八、九回の失点を直視すべきだろう。 >野球の質が高くないから足をすくわれる現状を。 >シーズン137試合目としての評価は、「お粗末な試合」の一言に尽きる。 >しかし、来季も戦っていく以上、現状と今の力を悟れば、お粗末ではなくなる。 >今日負けた選手たちのやるべきことは一つ。反省と練習。 >誰がどう見ても弱いのだから、鍛錬するしかない。 この風を,この思いを,本当に選手は,そしてカープというチームの上層部は,理解してくれているだろうか。 誰も現状に満足していない。勝てないチームに用はない。 ![]() ![]() ![]() ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。
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