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テーマ:~広島東洋CARP~(4350)
カテゴリ:つれづれ
ほんとうはさっきの記事で書いておくべきことだったけれども,何となく整理がつかなくて書けなかった。でも,やっぱりやりきれなさが残ったので,あえて書いてしまう。
今日の試合は,スワローズの古田敦也兼任監督の引退・退団セレモニーが行われた。しかも,試合後に場内一周してサインボール4ダースを投げ込むという,まるでカープの選手のセレモニー並みの扱い。まあ,これはいい。確かに破格の扱いだとは思うが,かつて平成7年に原辰徳に同様のセレモニーを行ったことがある。あのときは,原が代打で出たときに,アストロビジョンにかつて市民球場で原がホームランを打った時の映像を流すという当時としては破格のサービスを提供した。確かあのときはそのイニング終了後に花束贈呈を行った。同時に引退した当時ジャイアンツに在籍していた金石と一緒に。さらにいえば,逆にカープは昨年10月のアウェイ最後の神宮での試合で,試合終了後にサインボール投げ込みを許してもらっているので,それはお互い様というところだろう。いずれにせよ,試合進行と関係ないところで盛り上げる分には何も異存はない。 で,試合は連日の「代打,俺」で球場が一番盛り上がるという異常事態。昨日の試合は事情により見聞きしていなかったので何とも言えないが,結果として古田登場で盛り上がったあとに追いつかれ追い越されてしまった。そして今日。正直,がっかりした。 グラウンドにバットを持って現れたとき,代打(あるいは守備)のコールがされたとき,そしてベンチに下がるときに,大声援を持ってこたえるのはいいと思う。しかし,まだ勝負がかかっている展開で,いかに今日のお約束ごととはいえ, みんなで古田のヒッティングマーチに併せて古田コールを送るのはどうなのか ![]() 確かに6点リードの7回先頭打者ではあった。しかし,そこは一週間で2度5点差をひっくり返されたチームだ。昨日のこともあるから,相手チームの反撃ムードを盛り上げるのに力を貸すようなことは慎んだほうがよいのではないかと思う。 もう一つ。今日のマウンドに上がったのはもちろん我らがエース・黒田博樹。このオフの去就が取りざたされている(半分以上は飛ばし記事だが)彼にとって,この古田コールはどう聞こえたか。昨年の10・16ホーム最終戦。あのときの自分に対する声援はいったい何だったのかともし彼が考えたとしたら,多分恐ろしい結果になることを覚悟せねばなるまい。これは新井にも言える。 どんなに「来シーズンもずっとカープで頼む」とお願いしたところで,「どうせそれもなんかのイベントなんでしょ」と,一蹴されてしまうような気がしてならない。 ![]() 去りゆく選手には冷たいのだが。 ![]() ![]() ![]() ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。
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