|
テーマ:~広島東洋CARP~(4350)
カテゴリ:今日のカープ
小山田にベイスターズからオファーがあり,トレード通告がされたことは今朝第一報が出ていたが,今日ベイスターズの岸本秀樹投手,木村昇吾内野手との交換トレードが発表された。
二人とも,一軍での実績には乏しい。手元の資料で見る限りでは, ・岸本投手は,長身の右の本格派。シュートも有効に使えるとのこと。倉のインサイドワークと合いそうだ。コントロールがアバウトそうだが,それを逆に武器にできれば面白いかもしれない。 ・木村内野手は,俊足の一番タイプのスイッチヒッター。そう,かつてカープがお家芸にしていながらも球団方針の不始末で今や絶滅危惧種に指定されている俊足スイッチヒッターだ。ディフェンスもよさそうなので,二遊間のリザーブとして期待が持てる。 そういう意味では,まあピントのずれた補強ではないと思う。カープで研かれて,ひと化けすることを期待したい。 しかし。何となく腑に落ちないところもある。1対2とはいえ,過去の実績,現状での期待度では二人合わせて小山田一人に及ばないことはまた事実。どうもこのトレード。戦力活性化というよりは, 小山田の商談先にありき ![]() この2年間の使われ方を見ると,やはりマーティは小山田を全く評価していないことは見て取れる。これは人間的な好き嫌いではなく,彼の望む方向性に合わないということなんだろう。もちろん,登板機会に結果を出し切れなかったからこそこれに拍車をかけたのではあるが。 ただ,過去の実績から見て,存在する以上は戦力として扱わないわけにはいかない。現にファームでは安定して結果を出しているところ。だからこそ,真っ先にトレードの原資として選ばれたんだろう。そんな気がする。そういえば,小山田の今季初先発で1イニングに8失点というさんざんな結果になった相手が奇しくもベイスターズだったが。 もう一つ。今オフの補強戦略として,まずマーティが先に国内移籍の活性化を求めるとプレスにコメントし,その後オーナーを僭称する松田元君が中国新聞のインタビューで「トレードは難しい」とコメントして,大顰蹙を買ったところである。今回のトレード成立によって,「確かにトレードはやりました。でもこれがもう精一杯です。あとは許してください」というフロントの意思表示が裏にあるのだとしたら,何とも寂しい。生け贄にされた小山田こそかわいそうな気がする。 とにかく,岸本と木村にはカープの野球にはまって大変身することを,小山田は新天地でクローザーの座を奪うような活躍を,切に願う。 新たなる活躍を! ![]() ![]() ![]() ![]() ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。
[今日のカープ] カテゴリの最新記事
|