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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
今日,黒田博樹がメジャーリーグ移籍への意思表示をした。
結局来るべきものが来たかという思いとともに,彼もまた闇を見せてしまったとの感が強い。 黒田博樹のここまでの交渉過程は,非常に明快に見えた。しかし,それは新井貴浩君のドタバタ猿芝居に付き合わされたために相対的にそう感じただけだったのかもしれない。結局,なぜメジャーを選択したかという明確な理由は語らなかった,いや語らせられなかったのかもしれない。そして,ファンへのメッセージを問われて,やっぱり泣いてしまった。非常に寂しい。 この騒動が,今年が初回だったならば,理解できなくもない。しかし,昨年の一連の経緯があったことを踏まえるならば,今日語った言葉は何も説得力を持ち得ない。黒田は,それを分かっているのだろう。言いたいけれども言えない何かがあることは分かる。しかし,言えないならば言えないと言ってほしかった。泣いて愛着を示したって,何の免罪符にもなり得ない。 その,言いたいけれども言えない何かの原因は,一連の経緯を見るに,やはりオーナーを僭称する松田元君とその配下のフロントにあることは間違いなかろう。多分,語られてしまえば大松田帝国が一夜にして崩壊してしまうようなことかもしれない。実際,今日のローカルニュースでのこのニュースの扱いは無惨だった。 RCCと広テレは見られなかったが,ホームテレビとTSSは,スポーツ関連ニュースでコメント抜きで淡々と流しただけ。エースと4番が抜けるチームの危機的状況を踏まえた構成でもなければ,そんなことは一言も触れられなかった。よほど,新井の時に懲りて,球団が相当厳しいプレスコードをかけているらしい。いや,ひとつだけそれを踏まえて報じた局があった。球団のプレスコードをある程度無視できるメディア,NHKだ。ここだけが,まともに,いや事態を踏まえて普通に報じていた。本当に情けない限りだ。 ただ,そのNHKにも圧力は及んでいるらしい。それ相応な扱いで報じてはいたが,松田君鈴木君といった球団上層部のコメントは一切なし。そして,最後に井上あさひアナが無表情で,吐き捨てるように(そう聞こえた)一言付け加えた。 「カープは現在,外国人選手,右と左の先発投手と抑え候補,内野手の獲得を目指して交渉しています。」 多分,頼むから言ってくれといわれたのだろう。しかし,この話は言うまでもなく11月8日の時点から全く進んでいない,壮大なる大風呂敷に過ぎない。この問題をおおごとにせず,何とか早く幕を引きたいという球団の並々ならぬ思いが見える。それをどう捉えるかは個々のカープファンの自由だと思う。しかし,少なくとも私はこう思う。 こんなものに騙されてたまるか このあと,一連の補強をどう進めるか,とくと見させていただく。これがろくに出来ないようなら,松田君と鈴木君は新球場の人柱になってしまえばいいと思う。 これは革命の序章に過ぎぬ。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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