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テーマ:~広島東洋CARP~(4368)
カテゴリ:今日のカープ
とにかく,何がこうしてこういう結果になったのか,終わってみてもよく分からない。ただ,今シーズン初めて,終盤にワンチャンスでは取れない以上の点差を一気にひっくり返して勝った,マイナスもようやく1にまで戻したということだけは事実だ。
8回表までの野球は,お世辞にもよくなかった。いや,非常に悪かった。また先週と同じように小林を攻略できず,青木は2回沈没,その後もでる投手でる投手が小刻みに点を取られるという考えられる最悪のパターンでは,もうどうしようもないとあきらめきっていた。 問題の8回も,緒方のヒットが導火線になって無死満塁になったとはいえ,打者アレックスのところで木塚が出てきた時点であきらめた。アレックスはサイドスローのピッチャーが全く打てない。特に木塚は天敵中の天敵の一人だ。せめて中途半端なゴロは転がさないでくれとだけ祈っていた。しかし,今日の木塚は悪い木塚だった。ストライクが1球も入らなければアレックスもバットすら振れない。これが導火線に火が付いた原因だろうと思う。そして,今シーズン初めてマーティが采配らしい采配を振るった,いや政権3年目にして初と言っていい渾身の勝負手が,今日の結果を決めたのだろう。 5番・シーボルに代えて代打・前田智徳 布石はやはり3回裏1点差まで追い上げてなお1死満塁から制球もままならなくなった小林の初球を併殺打にしてしまったことだろう。それでも,これまでなら絶対にシーボルを,いや同胞の主軸打者に代打を送ることなどなかっただろう。しかし,その決めごとをついに破った。それが今日のすべてと言っていいかもしれない。 前田智徳とて,単に代打で出てくる以上の強い思いがあっただろう。シーボルに代えての代打ということは,まさに前田こそカープの打者のKING OF KINGSであることのお墨付きを打ってくれたようなものだ。 今日の勝利には,もうひとつ大きな意味がある。あわててリリーフに出てきた寺原を打ちのめし,クローザー失敗というショックを与え,黒星まで付けた。寺原さえ出しておけばカープ相手には何とかなるという大矢明彦の甘い策略を木っ端微塵に打ち砕いた。これで,明日の試合はもらったも同然だ。いや,今シーズンのベイスターズ戦はもう征服したも同然だ。そのためには,明日勝たねばならぬ。明日勝って勝率5割に乗せてこそ,大手を振ってペナントレースに参戦してますと言えるのだ。しかもこの後長期遠征が待っているから,よけいにそう思う。 それにしても,小窪はやはり実戦向きだ。あの勝負強さは,やはりPL仕込みなんだろう。それに岸本。お世辞にも内容はよくない,はっきり言って悪かったが,古巣相手に勝利投手となることが出来たのは,彼にとっては大きいだろう。これでもう一度ねじを巻き直してほしい。 ちなみに,今日RCC実況の一柳君。「開幕戦以来の勝率5割」などという恥ずかしいことを言うのはやめてくれ。0勝0敗1引き分けは,勝率5割とは言わぬ。そんなの小学生の算数なんだから。 一気に行ってしまえ。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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