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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
1992年に富山アルペンスタジアムが開場し,こけら落としのCT戦が行われて以来,しばしばこのスタジアムでは事件,といっては大袈裟だが結構いろんなことがあった。1994年の仁平馨のサイクルヒット未遂事件,思い出したくもないが1999年6月30日は,町田のホームランを主審真鍋があろうことにファウルと判定するという大誤審をきっかけにチームが崩れて4-20で敗れたという試合もあった。
そして今日,ほとんど事件ともいうべき試合となった。 前半・ルイスの投打一人舞台。 今日の前半も,打線は相変わらずのダメダメだった。ついに,自分のバットで何とかしないとどうしようもないことを実感したようだ。それを実行に移して,結果を出したところがルイスのルイスたるべきプロフェッショナリズムだろう。なお,ピッチングのすばらしさについてはいつもと同じなので事件でもニュースでもない。タイガースのバッターが今のルイスからまともに点を取ろうなんて,まあ10年早い。 中盤・長すぎる冬眠から醒めた打線 はっきり言って,アッチソンなどというピッチャーに2敗もしてろくに点が取れないということ自体恥ずべきことなのだ。ルイスと比べればプロフェッショナルとスクールボーイのようなものだ。はっきり言って遅すぎるくらいはあるが,とにかく化けの皮を剥がして,なんか知らんが自分で潔く敗北を認めて降りていったようだ。事情はよく分からないが故障者リストに逃げ込んでみんな忘れたころにちょこっと活躍しようという算段らしい。まあ,これでもう敵にあらずだろう。 終盤その1・マーティ迷走劇場 これがやらずもがなだ。何をどうやって詰めに持ち込もうとしたかったのか,さっぱり分からない。ルイスをもう1イニング投げさせてはまずい理由があったのだろうか。雨が降ってきたから万一の故障を恐れたのだろうか。それならそれでどうしようもない話だ。なら横山はどうなると言うしかないのだが。やっぱりこの監督さんと首脳陣はリスクマネジメント能力が完全に欠如している。 終盤その2・ダメトラ笑劇場 今日の最大の山場はこれである。ついにタイガースが馬脚を現して大崩壊した。ほとんどやる気のない杉山。ディフェンスではもう心ここにあらずの今岡。はっきり言って4点しか取れなかったのがもったいないくらいだ。いや,それでも高の消極的な判断と天谷の見逃し三振で無得点で終わったかもしれなかったのだ。それを救ってくれたのだからよしとしなければならないが,本来はもっとノムカン君がゆであがって記者に意味不明のことを言うまで追い込まなければいけない 蛇足・金本の記念アーチ 明日からの試合を勘案すると,最大のヒーローは横山かもしれない。ああいう記念アーチを試合序盤とか中盤終盤の逆転とか決勝とかで打たれると,また相手に勢いが付いてしまう。その意味では,試合展開上何の意味もなく波乱の起きる要素もなく,雨が強くなってみんな試合が早く終わってほしいと願っている展開でただ打ったというだけの,何も生産性のないホームランで決めさせたというのが,今や球界の腹黒大王たる金本君にとって最高の嫌がらせになったに違いない。もっとも,新井君共々ルイスには手も足も出なかったようだから,その程度でいいのではないだろうか。 まあ,要するにタイガースというチームは恐れるに足らないどころか別にたいした野球をやっていないことが完全に証明された。とりあえず攻撃陣には,勘違いでもいいから打てるんだ,点を取れるんだという自己催眠をかけてほしい。そうすれば,ひょっとしてひょっとするかもしれない。 ちなみに,今日は3者連続2塁打などというのもあった。かつて1983年5月11日に高橋慶彦・(山崎バント)・加藤英司・山本浩二・衣笠祥雄・長嶋清幸の5打数連続2塁打(ただしこの試合は負け),1986年6月3日には川端順・高橋慶彦・山崎隆造・長内孝・山本浩二の正真正銘5者連続2塁打というリーグレコードがある。 (さらに,このイニングには長嶋清幸も2塁打を打っていて,1イニング6本もレコードである。ちなみに6者連続のレコードがかかった衣笠祥雄の打球は,外野の頭を越えて,運悪く?スタンドに入ってしまった。このイニングにカープは11点取って,18-4で勝っている。その11点を全部背負ったのは,ホエールズ期待のルーキーだった「新ストライクゾーンの申し子」高橋一彦だった。もう誰も覚えているまい)。 まだまだこんなもんじゃ納得できない。加藤清正公のお札でも付けて戦え。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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