ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

2008/06/28(土)22:03

モッタイナイ勿体ないもったいない

今日のカープ(4141)

その言葉しか出ない。降雨コールドは織り込み済みとしても,7回表まで試合をしたら1点以上差を付けておくのは余裕で出来た試合だった。しかも先発はルイス。残念だ。非常に残念だ。 現状カープはまだたかが4位で,収支がマイナス1という状態なのであって,そもそも開幕してからただの一度も勝率5割をオーバーしていない。そういうチームは,引き分けというのは限りなく負けに等しいのだ。ましてや直近上位のチームが相手でしかも勝てば順位がひっくり返るという試合だったのだ。あってはならないことをしてしまったという思いが強い。 多分みんな書くだろうが,今日の試合の論点は2点に絞られる。まあ感想程度を簡潔に書いておく。 その1 2回の廣瀬のバント失敗 正直に言ってあの場面。画面からは廣瀬に打ちたい打ちたいのオーラが感じられた。出来ればバントなんてしたくない,早くサインが変わってくれないかなと思っていたら見送り三振を取られてしまったような気がする。確かにバントで送ったからといって即点に繋がったとはいわないが,それにしても昨日は好調の赤松にあえて2打席連続で送りバントをさせて,それがチームの勢いに繋がったということもあるのだ。あんなバント失敗をされたらたまったもんじゃない。そんなに気持ちよく打ちたいならファームに合流したほうがよいだろう。ポジションは保証しないが。 その2 どこを見てるんだ高信二 すでに今年は4月末に栗原の犯した世紀の大ボーンヘッドの片棒を担いでいるところだが,またやってしまった。いったい何しにサードベースコーチャーズボックスに入ってるんだと思う。 あのシーン,アレックスはレフトラミレスの動きの鈍重さと超弱肩を見越して,完全にホームを狙う気でいた。ただ,逆にそれに対応するためにサード古城がサードベース近くのライン際でカットに入っていた。これ自体は古城のファインプレイなのだが(ラミレスがそれに気付かずにバックホームしたら悲惨な結末になるのでリスクはそれなりにあるのだが),いずれにせよ止めるならもっと早く指示を出さねばならないし,遅いと思ったらあれはもう突っ込ませなければいけなかった。そうすれば,古城の早急がそれたり阿部慎之助が落球したりアレックスがうまく滑り込んだりして点になった可能性もあったのだ。あのタイミングで止めてしまえば,もうアレックスがタッチアウトになるしかない。とにかくあの判断は何もかも最悪だったというしかない。「シーボルが3試合マルチヒットでそれが決勝点になった(あるいは繋がった)」ということになれば,明らかにチームを変える可能性もあったのだ。その意味でも残念だ。 ルイスは,本人の言を借りれば良くなかったのだろう。ただ,調子の良し悪しとかジャイアンツが何をどう狙ってきているかというのは,一番近くにいる石原が一番感じていたはずだと信じるが,残念ながら彼の差配や動きはルイスが絶好調の時のそれと変わらなかった。昨日は前田健太のカーブを狙ってきていたジャイアンツを尻目に,まんまとストレートを多く使ってねじ伏せたくらいのインサイドワークがあるのだから,どうしてルイスの時には(いや,別に大竹や長谷川に置き換えても良いのだが)思考停止してしまうのだろうか。ほかにやり方があるんじゃなかろうかと素人目にも思えたので残念だ。 明日の天気は,丸一日雨であることは保証されている。今日みたいに朝から雨が降ったり止んだりの状態が続いて,でも降ってない方が多いという状態でもない限り,試合をすることは難しかろう。せっかく勝率5割という優勝を争いますという最低のラインに立つ権利を結局自分の手で放棄してしまったように思えるのが非常にふがいない。なんとなくもやもやしたまま東北シリーズに出なければならないのが嫌な予感がする。 勢いを逃さないようにという名目で末尾に若干の小ネタあり。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 (神をさらに呼ぶための小ネタ) (試合前) 前田:結局天気が持ってしまいましたねえ。 緒方:でも,なんか試合途中に強いのが来そうな気がするなあ。早めに勝負はかけんといかんだろうな。 (そこに苦虫をかみつぶした表情の統括が現れる) 内田:えーーーっと,「オーナー通達」が出た。論評抜きで文字だけ読むぞ。「今日の試合はとにかく成立させろ。勝ち負けは問わない。できれば上得意様が長く雨に濡れないように少しでも短い時間で終わらせること。」以上!! 一同:・・・・・・(しらーっとした空気が流れる) 緒方:(責任上)まあ,早く点を取ればいいんだ。出来るだけ短い時間で勝って早くうまい酒を飲もうというこっちゃ。(心の声:なんで俺がこんなことを言わねばならんのや。そりゃこいつらの気持ちのほうがよっぽどよく分かる。ああ,東出の顔から表情が消えたな・・・) (その空気を乱す者現る) 赤松:分かりました!早いカウントからどんどん振ってどんどん打てばいいんですね! 内田:ま,まあ・・・そ,そ,そういうことだ。 赤松:よしっ!シーボルーーっ,ファーストストライク,フルスイング,ハードヒット,OK? シーボル:OK!HAHAHAHA・・・・ 一同:お,おい,赤松がシーボルとの交信に成功したぞ! 緒方:おい,赤松!いつの間に英語しゃべれるようになったんや!見返りで出ていった奴は「さすがアメリカはすごいですねえ,こまい子でも英語をしゃべりますから」とか言ってたんやぞ!それともこれが噂の「赤松マイクロウェーブ」か? 赤松:違います!こう見えても天下の立命ですよ!それに,愛は言葉を超えるんです! 内田:おい,俺は熱が出てきた。ああ,監督の後ろに背後霊が見える・・・ 緒方:統括,しっかりして下さい!あれはリヴジーじゃないですか。

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