ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

2009/06/27(土)21:19

悔しいけれど,野球の質の差

今日のカープ(4141)

ほとんど,論点は昨日の試合と同じである。したがって,長くを論じるに及ぶまい。 土壇場の一球一打に集中して最大限の結果を出せるドラゴンズと, どんな場面でも散漫かつ適当なプレイしかできないカープとの, 本質的な野球の差である。 あるいは,これぞ上位で勝てるチームと勝率5割で満足しているチームの歴然とした差と言い換えてもよい。今日の結果なども,結局それ以上でも以下でもない。 とにかく,彼我の差を見るに,まず明らかに思い知らされるのは攻撃陣の補強をサボったツケである。とにかく,現状での調子云々ではなく,打力が違いすぎる。機関銃と三八式歩兵銃くらいの差があると言っていいだろう。野球は点取りゲームである以上,その差は必ず勝敗の差へと直結する。だからこそ思う。 昨年の年末,「このオーダーで野手は戦えると思う」と曰った自称オーナーと, その言葉を無邪気に信じて未だに拝外主義的言辞を弄する一部カープファンは, 直ちに腹を切るべきである。 もうひとつ,このカードを見てひしひしと感じるのは,ドラゴンズは明らかにカープを3タテすべくチームを上げて各選手とも全力でつぶしに来ているということである。おそらく,落合博満的には上の2チームはいずれにらみ合いをしながら飛び出しもせずむしろにらみ合いをして停滞したまま相対的に下がってくるとの読みがあるのではないか。そうなると,今のうちにカープを叩きつぶして上との差を縮めて,ついでに差を開いておけば安心して力を蓄えられるという算段があるのだろう。今日の試合など,とにかく何があっても叩きつぶしてやるという執念をひしひしと感じた。それに対して我がカープは,もはや言うまでもない。この試合を意地でも勝つぞ,どんな手を使っても取るぞという執念のようなものを全く感じないどころか,刀を抜く前から小便をちびっているような連中ばかりではないか。 もはや,この差を埋めることは,現有戦力では不可能だろう。早ければ次のカードから合流するのではないかと言われているフィリップスの力を,いや現在獲得を検討しいるとされる外国人投手の力を勘定に入れないと厳しいだろう。それが現実である。 おそらく,明日はもっと恥ずかしい負け方をするだろう。それを阻止しうるとしたら,ドラゴンズの投手が勝手にこけてくれることだけである。それだって,すでに打線の繋がりという言葉が消えたチームには重荷かもしれない。 ふざけるんじゃねえ。どの口がクライマックスシリーズとかぬかすんじゃ。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 (後記) こちらも引き続きご尽力をお願いしたい。 現行広島市民球場を「登録有形文化財」として保存しよう! (URLは「http://www.shomei.tv/project-773.html」)の署名プロジェクトである。

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