ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

2013/03/20(水)21:38

連敗脱出,はいごくろうさん。

今日のカープ(4141)

オープン戦中盤にさしかかって惨敗続きの4連敗と本来の実力を遺憾なく発揮してずるずると下降線をたどっていた野球会社マツダ個人商店,もとい広島東洋カープであるが,今日高松で行われた西宮戦に4-2で勝ち,連敗をやっとこさ4で止めた。やれやれである。 だいたい,今日の試合に負けているようじゃカープは最下位確定だ。相手の西宮はおそらく調整上の都合で主力選手がほとんど遠征に帯同せず,わずかにキツネザルブラザーズだけが気を吐いている状況。だいたい先発がドラフト一巡目指名ながら早くも崖っぷちに立たされている白仁田である。一方カープは少なくともスターターはガチンコモードである。 野々村直通先生ではないがこれで負けたら切腹ものだ。 で,今日の試合,休日でもありスカ朝日,もといSKY-Aが中継してくれていたおかげで,試合開始から試合終了まで見ることができた。なのに, 試合の中身の印象がほとんどない。だるくて眠い。いや本当に寝てしまった。 1回表,4安打にワイルドピッチをいただいて3点先制したところと,9回裏の永川勝浩の目の覚めるようなピッチングが今日の見所であり,すべてである。あとは本当にかったるい。ヘボチームと二軍チームのだらしない野球ごっこに過ぎない。だいたい,カープ13安打4点,西宮7安打2点,どちらも毎回のようにチャンスを作ってはつぶし合うというマッチポンプ野球である。まともなチームだったら西宮を10点差くらい付けてひねり潰していただろう。本当にくだらない試合にもほどがある。だから途中で寝てしまった。私の場合,寝てしまった場面で得てして試合が動いて公開することがおぽいのだが,今日は西宮が足らずの反撃,ドラゴンライト先生に言わせれば「百姓一揆」をしたに過ぎなかったので,だからどうしたと言うほどのものである。 それでもまあ見た限りで試合の中身を総括すると,先発の中崎。球はよく切れていたがまあ可もなく不可もなし。安部のくだらないエラーで先制点を献上したのはともかく,キツネザルブラザーズや隼太や森田あたりにかんたんに打たれているようじゃ,先発ローテーションに大いばりでとは行くまい。本来ならもう一回追試と言いたいが,もうそんな機会はあるまい。公式戦で一度ギャンブルで起用してみて様子を見るしかあるまい。横山,ミコライオについては特段言うべきことはない。悪かったのではなく彼らならこの程度のパフォーマンスは当たり前という趣旨である。永川勝浩については前述した。とにかく切れまくりである。おまえらなんか格が違うとばかりにばっさばっさと切り捨てていた。彼が復活してくれれば,だいぶん中継ぎ陣も楽になるのだが。 攻撃陣は,相変わらず菊池止まるとルイスとエルドレッドがいい。春先のお荷物となる栗原の離脱で外野のお荷物になりかけていたエルドレッドがファーストで使えることとなったのが,かえってよかったのかもしれない。現に松山がどん底から這い上がってきた。昨年は春の椿事で終わったが,今年こそは結果を残してほしいものだ。でもそれだけ。相変わらず堂林はさっぱり。まあ今日は幻のタイムリーヒットもあったりしたのだが。そのときの赤松の走塁もまたなんだかなあという感じである。いくらオープン戦だとはいえ。むしろ廣瀬が黒瀬の失策を誘った打球は,正面ではあったが強い打球が飛んでいたから,外野手争いの中に再び名乗りを上げたと行っていいのではないか。そのときは,まあ松山がサードかな。今のサードの人は,どうでもいい。 というわけで,今日の試合は,勝ったことだけに意味がある試合であって,全く参考にならない。明日の倉敷での試合に西宮が西岡や福留やコンラッドやマートンを帯同させるのかどうか分からないが,もし連れてきたとしたら,そのときこそ重要な査定地合になるだろう。もし今日と同じ面子だったら,もっとひねり潰すような内容で勝たねばならぬ。でないと,次のホークス戦で逆にひねり潰されるだけだ。 あ,一つだけ今日の見所を忘れていた。今日の解説の上田次朗。まだそんな歳ではないはずなのだが,完全にその解説は老人力全開,まさに「うなづき解説」だった。データさえも頭の中に入っていないアナウンサーに誘導されるだけの茶飲み解説。こんなんだったら俺でもできる。まあ,素人解説は逆に蘊蓄を披露しようとしてうっとうしいだけなのだが。 明日だよ,明日。 BlogPeople (後記) 野々村直通先生のお名前をお借りした手前,野々村先生の新著,三冊目の著作を紹介したいと思う。 (楽天ブックスの方はこちら) (amazonの方はこちら)

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