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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
さて,オープン戦もいよいよ佳境に入り,明日から京セラドーム大阪,福岡ヤフオクドーム,そして市民球場と対バファローズ,ホークス5連戦で締めということになる。この5連戦は結果及び内容が厳しく問われるシリーズであり,従って心あるカープファンならばこの5試合の内容をしっかり吟味すべきであること,別に私なぞが言うに及ばないだろう。
しかしである。私個人としては,いささかつらいこととなっている。 今週金曜日から,私は旅行で日本を離れる。したがって,金曜日からの3連戦を見ることは物理的に無理だ。そして,明日明後日の京セラドーム2連戦も,仕事の加減で見られるかどうか分からない。そして,日本に帰ってくるのは29日。オープン戦も終わって開幕一軍メンバーが発表される日である。この間見事に空白となってしまうのであって,こればかりは見てきたようなことを書いてお茶をにごすわけにはいかない。 よって,昨日までの試合を前提としてこれまでのカープを振り返りたいと思うけれども, 思い返せば思い返すほど,ほんまに大丈夫かという思いしか出てこないのである。 なんといっても,ピッチャーの駒不足が深刻である。ジョンソン野村が順調そうなのは安心材料だが,それに続く先発陣,そして中継ぎ陣の編成がいかにもつらい。全く安心できる要素がないのである。まあ,それは予想できていた。岡田明丈や加藤拓也や床田寛樹をローテーションの軸の頭数に入れている時点で,何かが間違っているのである。中継ぎ陣についていうなら,中崎の調整遅れ,一岡の故障,今村が調子が上がりきらないという時点でまあ危機的だ。ジャクソンは順調そうだが,彼に過大な期待をしてはならないことは,昨年の日本シリーズで学習したところだろう。 そして攻撃陣。まあ見るべきところが何もない。サードのポジション争いなんて私から見れば団栗の背比べもいいところだ。さらにいうなら,レギュラーポジション争い,一軍ベンチ入り争いのボーダーライン上にいる選手の不出来さが目だつ。なんとかして割って入ってやるというぎらぎら感を持っているのは船越くらいではないか。あとは庄司が少し結果を出し始めたところくらいか。要するにタナキクセイヤが帰ってきたときにその座を脅かすような選手,そこまで行かなくてもバックアッププレイヤーになり得る選手が,いないのである。 ええのか,これで。 だからこそ,明日からの5連戦は本来重要な査定試合になる。否,先だってのホーム3連戦が本来ふるい落としの場でなくてはいけないのだ。しかし,正直言っていまだに力が相当落ちる選手が出ているのが現状である。それならそれでなにか目的を持った野球をやってくれればいいものを,残念ながらその欠片すらも見られない。ただ打って守っているだけ。だから山岡に手も足も出ずにひねられるような野球をやってしまうのだ。 とにかく,本当に明るい材料が今のカープにはない。よそのチームの仕上がり云々よりも,昨年から目に見える進歩がないのだ。だから余計に怖いのである。 はっきり言って,連覇をします,日本一を奪回しますというのであれば,昨年ベースは当然としてそれからなお戦力を純増して積み上げていかなければならないのだ。残念ながら昨オフのカープはその点についてはサボったとしか言いようがない。それが今の結果に出ているというべきなのである。 もっと本気出して野球やらんかい。連覇なんてそうそう簡単にできるもんやないで。もっと,真面目にやれ-っ,という神様の声が聞こえてきそうである。いや,私には聞こえる。 もっともっともっともっと気合を入れんかい。 BlogPeopleSIGMA People (告知) 姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/03/21 09:46:09 PM
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