ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

それにしても弱い。どうしようもないくらい弱い。情けないを通り越してもはや乾いた笑いしか出ないほど弱い。

勝ったチームが強いというのは私が常々言っていることだが，その裏返しでいうならば，まさに負けるチームが弱いのである。だから今のカープはまさしく弱い。しかし，この3連敗の内容を見るに，結果論云々を通り越して，まさにどうしようもないくらいの弱さをさらけ出して一歩間違えば崩壊の危機に瀕していると言っていい。

その理由は，といいたいところだが，丁度時間となりました，というのはまあ冗談として，要するに，昨日書いたことと全く同じであるのである。昨日の弱い負け方と寸分違わず，いやそれ以上のものを見せて負けたのである。だから，何を書いても昨日のリピートになる。だから，今日はもう書かない。昨日の記事をお読みいただければ十分である。

それでも敢えて付け加えるとするならば，まさにタナキクマルに頼ったチーム作りの限界というべきだろうか。この3人，確かに打つときは派手に打つが，打てないとなると全く箸にも棒にもかからない打ち取られ方を見せる。なんとか粘って，意地でも塁に出る，いやすくなくとも相手ピッチャーを困らせるというところが全くないのである。だからこの3人さえ分断するか，あるいは機能不全に追い込めば，カープはなんてことないチームに成り下がるのである。達川光男が昨年テレビ解説でずいぶん吹聴してカープファンの間に定着した「タナキクマル」，私は達川が使い始めるより前から弊ブログで使っていたが，その意味合いには「3人揃って一人前」という心がある。残念ながら，現時点でもまだ一歩もそこから抜け出せていない，一人の個の力で現状を打破できるほどの力を持っていないといわざるを得ない。どこやらのWEB記事で，田中と菊池のコンビは「アライバ」を超えたとかなんとかいうのを見たが，噴飯物である。アライバくらい粘っこい攻撃が出来るならば，今頃カープはまだ連勝街道を突っ走っていたことだろう。それに，田中の場合，はっきり言ってディフェンスは雑だし，走塁技術もリードオフマンとしては下の下である。比較対照するにはとてもとても。荒木や井端に失礼に当たる。

まあ，今日は時間も遅いし，このくらいにしておこう。明日も相当の苦戦が予想される。なんといっても，機能していない打線にとことんまで拘って心中しようとするメグの頭の固さは，対戦チームからすればいいカモに違いない。外国人枠があいて，しかもサードのスターターに困っているのにいつまでもペーニャを上げようとしないのも意味不明だが，その割りにはスターターで出るとほとんどいいところがない小窪には拘るというわけの分からないダブルスタンダード。選手のモチベイションが下がらなければいいかとさえ思う。

こんなことを言うと，脳内フローラさんたちは，まだ始まったばかりじゃないかとか，今はたまたまうまくいかなかっただけじゃないかと言いたげになるのかもしれないが，現状を見て危機感を感じないようではねえ。いったい何を見てるの？と思わざるを得ない。

まあ，｢出来れば補強をしてほしくない」と堂々と言い放つ人が「神」と崇められてるんだからねえ。それもまあ宜なるかな，か。

負けるな岡田明丈。

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