ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

昨日の締めは，今日の記事への余韻を持たせたものとなったが，いざそれを書こうとしている今，なかなかその気になれない。というより，書けない。

書こうとしても思い屈したという面もある。しかし，今度という今度は何かものさずにいられないというAmbivalentな思いも，あることは事実だ。その比較衡量の秤は，まさに後者の方にかなり大きく振れているのである。だから，いろいろな事象に絡めて書くことは出来たかもしれない。しかし，今日は筆が止まった。いや，今日もというべきか。

直接的な理由は，発熱と頭痛である。といっても今から薬を飲んで安静加療をしなければならないほどのものではないのだが，さすがにこういう状況でやはり何かまともなものを書こうとするには，余りにも辛い。我が文章は所詮たいした値打ちのない雑文であることは重々承知しているが，それにしてもやはり書く以上はずばっと斬り込みたいし，今の思いを思いっきりあふれさせるものとしたい。もちろんそれだけなら簡単なことなのであるが，単に直接的な思いをはき出すだけならば，文章自体があとで読み返して読むに堪えないものとなる。それだと，SNSであふれかえっている安っぽい議論と径庭がないこととなってしまう。それは，なんともいやだ。

まあ，その発熱と頭痛の理由は，昨日の午後から引きずっているのかもしれぬ。もちろんカープではない。試合内容はともかく勝っているのである。大相撲五月場所でもない。昨日その初日の幕が切って落とされたわけであるが，相撲内容自体は全体的に上がっているような気がする。さらにいえばドラゴンフライズでもない。残念ながら昇格プレイオフを一気に突破とはいかなかったが，まだ道は閉ざされていないし，それにその戦いぶりは立派なものだ。

と，ずいぶん書けないと言いつつ引っ張ってきたが，書きたきことの本丸は，もちろんふがいないを通り越してあきれるばかりの結果しか残せないサンフレッチェである。もう今日という今日はばっさりと切り落としてしまおうと思って準備していたのだが，どうもばっさりと切り落とせるほどの気力が無いというか，そんなものすら失わしめるほどの酷さというか，なんというか。

しかし，やはり分かっている人は分かっているのであって，サンフレッチェの誇る「ドクトル・カズ」こと森崎和幸は，昨日の試合後のコメントで「戦える選手とともに」という言葉を繰り返した。この言葉こそ，現状を読み解くヒントというべきだろう。鉄火場の上に立っているから『戦っている」わけではないのだ。

このあたりをきっかけに，独自の見解も踏まえて，１週間後にでも書く気が起これば書く，かもしれぬ。あるいは２週間後，ネクストホームゲームのあとになるかもしれぬ。この試合，故あって現地観戦予定である。相当厳しい目でチェックしてみたいと考えている。

このくらい抑えた筆致で書けるかどうか。

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