|
テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
さて,結果的にこのカードはカープがまたしても3連勝,通算してカープが9連勝と相成ったのであるが,正直この結果には驚いている。忘れっぽい善意のカープファンはもう忘却の彼方にいってしまったかもしれないが,その前は実はバファローズが7連勝している。しかもその内容たるや,散々なぼろ負け続きで,正直なところ何がきっかけでこうなったのかすら分からない。
一昨年の京セラドーム大阪では,もうバファローズ自体が死に体であったことを挙げざるを得まい。それでも,試合内容はほとんど互角だった。昨年の市民球場では,誠也のミラクル神懸かりがあったからといいたい向きは多かろうが,実を言うとその頃のバファローズは故障者の山でスターター自体がもはや終わっていたような状態である。もちろんチーム状態はやはり底を打っていたのであって,それであの試合内容であるから,ひとつ間違えば星取りはドミノ倒し的に黒が増える可能性すらあったのである。で,今年である。過去2年と違って,バファローズ攻撃陣の調子は格段に上がっていたし,交流戦も好調だったし,何より金子千尋,東明大貴,ブランドン・ディクソンはカープが徹底的に苦手にしているピッチャーである。とてもじゃないが,こんな結果が出るとは,想像もつかなかったし,些か驚いている。 なぜこういう星取りになったかということを考えれば,やはり殊勲甲は薮田和樹だというべきだし,それ以外の回答案はすべて却下である。現に,三次での初戦,攻撃陣は金子千尋に完全に翻弄されていたから,薮田が失点した時点でジ・エンドになった可能性が高かった。ところが,その薮田が金子千尋何するものぞとばかりに一歩も引かぬピッチングをしたからこそ,バファローズに隙がでた。その隙を逃さずに虎の子の1点が取れた。それが8回裏。申し訳ないがこれが7回裏だったら「ジャクソン・リスク」を考えればまだ危なかった。8回裏だったからこそ,9回に今村で凌ぐことが出来た。この薮田の頑張りがなければ,この3連戦の結果は全部逆目がでてもおかしくなかったのである。事実,そのくらい宮城での連敗の内容は酷かったから。 と,いうわけで,とにもかくにもカープ的には交流戦の最高勝率の芽が出て来た。このチャンスをものにしない手はない。しかし相手はホークス。内川とデスパイネを欠くとはいえ,打線の破壊力や投手陣の安定度はカープの上を行くし,投手陣の駒もカープよりは上だ。ただし,現状の勢いということを考えれば,その限りではあるまい。まずはバンデンハーク撃破へ向けて攻撃陣が一丸となることだろう。 最後に私事ながら。昨日の段階で弊ブログが解説4000日の節目を迎えた。よくもまあここまで続いてきたものよと我ながら馬鹿馬鹿しいと思わざるを得ないが,ここまで来たら気力の続く限り続けてみたいと思っている。もちろん次に目指すは5000日だが,その頃にヒロシマ球界はどうなっているだろうか。蹴球チームは消滅しているかもしれないけどね。 最後に例によって告知を。今夏開催予定の「和装オフ会」に興味のある方はこちら,またはこちらから。 っこまで来たら徹底的に勝ちを取れ。 BlogPeopleSIGMA People (告知) 姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[今日のカープ] カテゴリの最新記事
|