ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

今日は娘を連れて日帰り帰省をしてきたところである。長居こそしなかったが，あんまり長居をすると帰りたくなくなるので丁度いいのかもしれぬ。丁度月遅れ盆と重なったのだが，これは私の夏休みと娘の夏休みの兼ね合いで動ける日が今日だけだったからであって，他意はない。もちろん亡母の仏前に手を合わせたのであるが，これは別に盆じゃなくても帰省時には欠かさないことではある。

と，いうこともあって，今日くらいはすっきりと，いい余韻のまま一日を終えたいのであって，その意味では今日カープが勝ってマジックを再点灯させたというのはそれだけ見れば誠に喜ばしいことである。だからあまり嫌事はいいたくないのだが，やっぱり今日の試合，何かすっきりしない。有り体に言うなら，11点しか取れない試合じゃなかったし，6点も取られてはいけない試合だった。まだこれだったら競り合って競り合って最後蹴落として勝った方がよかったとさえ思う。

ここまで湿りがちだった攻撃陣にようやく繋がりが出て，相手のミスがあったからとはいえ序盤で大量得点を取ったのだから，まあ点を取るのは相手との兼ね合いがあるのでそうそう15点も17点も取ることは難しいかもしれないが，失点は2でとどめておいてほしかったところである。いや，1回の2失点も納得がいかないところではあるのだが，その後の3点1点は完全に防げた失点であると思う。今日の主審は可変的ストライクゾーンの典型みたいなのだったから野村祐輔的には困ったものだったのかもしれないが，それにしてももっと粘ってほしかったと思わずにはいられない。

それでも，今日は攻撃陣がそうそうに小野をKOしたことをもってよしとしなければなるまいか。なんせ小野に対しては過去3回思うように攻略できていなかったこともあるから，これ以上もたついていたらなんかの間違いで白星がついたとたんにいやな存在に化ける可能性があったのである。それを阻止しただけでも，それなりの意義があったと理解したい。

これでマジックナンバーが再点灯して27となったが，今度こそこれを消さないようにしなければなるまい。その意味では明日だ。敵の先発は手負いの藤浪晋太郎である。手負いの虎がバカ力を出すか，それとも張り子のまま大阪湾に浮かぶのか，これだけは分からないが，これで藤浪をそうそうに引きずり下ろすことが出来れば，本当の意味で「終戦」の事実を突きつけることが出来るのである。

今日はまあ勝ったことをもってよしとしよう。さあ，ここから一気にまた走れ。

とにかく必勝。

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