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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
今日は1月31日。いよいよ明日から球界はスプリングキャンプに入り,オフシーズンからプレシーズンに入るのである。ということは,毎年お約束のとおり書き記してきたところである。
いうまでもなく,カープはセントラルを連覇している。しかし,結果としてその2年とも残念極まりない結果に終わっていることも確かだ。特に去年は優勝したという言葉を堂々と言うのも憚られる無様な醜態をさらした。それを受けて臨む今シーズンであるが,少なくとも私は全くといっていいほどわくわく感も感じられない。理由は,いうまでもない。補強らしい補強は全くなし。カンポスを獲得しただけである。鉄火場を勝ち抜くためには何が足らないのかという宿題を突きつけられているにもかかわらず,出した答えは「現有戦力の伸びしろ」。アホかと言うほかない。 確かに,一昨年も昨年もめぼしい補強はしていない。それでも勝った。その意味では今のカープはそれなりに強いのであるが,だからといって今年もという保証は何もない。3連覇というのは伊達や酔狂でできることではない。間違いなく他球団は目の色を変えてカープにかかってくるのは火を見るよりも明らかなのだ。去年はまあカープがどうこうというよりジャイアンツが「巨大補強」をしたというところもあって,マークが分散したという面もあったが,今年はそうは行かないだろう。しかしながら,昨日も書いたところであるが,この連覇によって得た成功体験が「補強をしなくても勝てる」という一種のカルト的な妄想を呼んでいるような節もあって,嘆かわしいったらありゃしない。 だから,今の私にあるものは,本当に絶望感のみである。一昨年の今日に感じたそれと径庭はないと言ってもよいし,昨年のそれよりも逆に悩み深いといっていいのかもしれぬ。それでも,昨年は斯くの如く認めた。昨年と同様の構成とはなるが,敢えて再掲する。 >日本シリーズでの,無様な敗退ぶりを,まさか忘れたとは言わせない。 >24年間も優勝しなかったくせに,たかが1回優勝したくらいで >ふんぞり返るような顔ができるんか,そんなわけないだろう。 >ここまで不義理を働き続けたのだから,今後十数年は常に >優勝を争い続けるチームに生まれ変わる義務があるはずだ。 >そして,日本一から遠ざかること32年。 >現在ある球団の中ではもっとも日本一から遠ざかっているという事実は重いのだ。 >今年こそ,そのくびきを,自分の力で振り払ってみろ。 >昨年残した結果は,実力だったのか,それともただ運がよかっただけなのか, >まさに今年はそれが問われているんだぞ。実力だと見せつけたいのならば,今年はもっとやれ。 今年も,それと全く同文を捧げたい。三連覇という言葉を空疎なスローガンにしてはならない。言う以上は,やれ。勝利こそすべて,勝利こそ正義,敗北は死なのである。 とにかく明日以降のスプリングキャンプで,少しはいい夢が見られそうかどうか,とくと見せていただきたい。それと緒方孝市,今年もスタッフのいうことをよく聞いて,独断に走るなかれ。自分の采配がうまくいったから勝てていると勘違いすると,去年の日本シリーズのようになるぞ。 間違っても一部のあほうのカープファンがもてはやしているように,自分を「名将」などと勘違いすることのないように。今年こそ謙虚たれ。 まずは明日から。 BlogPeopleSIGMA People (告知) 姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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