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テーマ:~広島東洋CARP~(4351)
カテゴリ:今日のカープ
負けていい試合などあるわけはないが,負けて仕方ない試合というものはある程度呑まなければならない。きょうなどは,まあ負け方としてはやむなしというところではある。野村祐輔が炎上して菅野に抑えられたら,やっぱり勝つことは難しい。
しかし,それこそあくまで結果論である。アントニオ猪木ではないが,戦う前から負けることを考える馬鹿はいないのであって,やっぱり今日の試合はいかに菅野を攻略して勝ちに結びつけるかということが至上命題であったこともまた間違いないのである。その観点から見るならば,やっぱり今日の試合,下の下である。ていうか早い話,メグの打った手はことごとく裏目に出たのであって,これこそまさにメグが指揮官として勝負運に見放されている証左と言っていいのかもしれない。 今日の試合を結果的にぶち壊したのは野村ではなく,はっきり言うならば安部である。あの軽率なミスが結果的に5点に繋がったのだから罪は重い。しかし,安部をファーストで使うことになったのも菅野対策で西川を起用したかったがためなのであるが,守備で足を引っ張っただけでなく攻撃でもまったく左偏重オーダーが機能しなかったことが今日の試合の流れを決定づけてしまったといっても過言ではない。要するに打つ手打つ手が全て誤算だったのである。 しかし,敢えて今日の試合のポイントとなったプレイを挙げるならば,1回表の菊地の初球送りバントである。これこそまさに世紀の愚策といってもよい。メグは莫迦でどうしようもないことを満座に示したワンプレイといってよいだろう。これがなぜ世紀の愚策であるかということについては敢えて説明しない。義務教育やないんやからね。 もうひとつ蛇足ながら付け加えるとすれば,田中が大ブレーキになっていることを指摘せざるを得ない。はっきり言って田中が普通に打っていれば4連敗はしなかったと言っても過言ではないし,昨日も圧勝していただろう。今日だって負けはしたかもしれないがもっと菅野を苦しめることができただろう。ようするにメグの紡ぎ出すタナキクマル幻想が裏目に出ていると言っていい。 メグはショート田中というものに徹底的に拘り,2年続けてフルイニング連続出場を続けさせているのであるが,これは私に言わせれば愚策である。はっきり言って田中がこの2年残した数字で不動のレギュラー扱いするのは甘すぎる。百歩譲ってその点は措くとしても,万一の時のスペアを作っておかないというのはやはりリスクマネジメントの面で問題があるだろう。それがまさに今現れているというべきなのである。 なぜこういうことが起こるか。しかしこれはメグに特異な症状ではなく,どんな指揮官も陥る可能性がある罠なのである。それについては,また気が向いたら書く。 と,いうわけで,やっぱり今日もメグのせいで負けたという思いが色濃く残るのである。これだけ現状上手くいかない原因が現れていても,メグが指揮官である限り有効な手を打てないことが分かりきっていることが何ともやるせないのである。 やっぱり解体的出直しだ。 BlogPeopleSIGMA People (告知) 姉妹サイト「ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEX」もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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