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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
さて,交流戦終わってのカープの状態を見て,きっとなにも手を打たずにこのまま優勝できるという向きは少なかろう。しかし,その方法論如何となると,なかなか難しい。
私に言わせれば緒方を解任して梨田さんを呼んだ方がいいのではないかと思うが(できればヨッさんにも来てほしいところであるが,まだ楽天の人なのでなんとも),まあそれは残念ながら想像の域を出まい。そうなると,現状ベースでいかに変化を起こすかということが論点となろう。これまた,そのくらい誰でも分かっていることなのであって,問題はそのベクトルということになるのは,いうまでもない。 さて,ここまで終わっての緒方の言とか,嘘つき新聞もとい有料版「ひろしま市民と市政」もとい中国新聞あたりの論調を見たら,やたらと「守りの野球」のという言葉が出て来るのであって,カープファンの中にもそれは一定程度浸透しているようである。確かにそうだ。投手陣が破綻した結果のように見えるのは間違いないし,余計な点を与えなければ勝つ可能性が高くなることは真理である。しかし,私はこれに敢えて異を唱える。蓋し, カープの失速の原因は得点力不足である。なにがなんでも打ち勝たねばならない。 確かに,毎試合毎試合6点も7点も取られていたらなかなか勝つことは難しくなるのであって,その意味では軸となる投手陣の整備は必須である。しかし,どんなに投手陣が強固な年だからといってもやはり1試合平均3点は取られることを想定しなければならないのである。即ち,勝つためにそれ以上の点を取るということはMustなのであって,決して軽視していいことではないのである。さらにいえば,ピッチャーがどれだけ失点してもそれを取り明けすだけの火力があれば勝てるのであるから,攻撃力を軽視していい理由など1つもないのである。 どうもカープ及びファンには,1986年とか1991年の成功体験にまだつられている向きもあるのかもしれない。しかし,この両年はスーパーエースがいて,さらに脇を固める先発投手陣が軒並み二桁勝って防御率も良く,リリーバーも鉄壁という年だったのであって,毎年毎年そうはいかないことをむしろ想定しなければならないのである。むしろ日本一になった1979年1980年1984年は,投手力はもちろん攻撃力で勝ち抜いたのであって,やはり勝ち抜くためには攻撃力が全てという持論は変わらないのである。 だから,これからカープの反転攻勢へ向けての鍵は,やはり攻撃力なのである。そのための手当が必要なのである。現状ベースでは明らかに足らない。 てゆーか,「守りの野球」って,専守防衛的な匂いがして大嫌いなんだよね。それに,スローガン先行で方法論が語られることがないし。もちろん,緒方君の頭の中にも,きっと確固たるものがないに違いないしね。 打て,打つんじゃ。 BlogPeopleSIGMA People (後記) 引っ越し,新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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