ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

今日はいうまでもなく二十四節気の一つ，夏至である。昼が一番長い日である。広島では19:30になってもまだ完全に暮れきっていないのであって，まさに絶好のナイター日和なのであるが，残念ながら交流戦の谷間ということで試合がない。で，唯一試合が行われている甲子園でのT-BS戦を眺めているが，これがまあ，木戸銭を取るにはちょっとどちらももう少し頑張ろうよと言いたいような試合内容であって，何ともはやである。

肝心のカープはその甲子園で明日から対タイガース三連戦があるのだが，なんとも気勢が上がらないというか，明るい明日が見えないというか，要するにさあオールスターまでに差を付けるぞという気持ちになれないのである。そのくらい，交流戦の不出来ぶりは際立っていた。不出来ならば不出来で戦いようがあるはずだが，そこはまあ死神緒方の面目躍如というか，仮免三バカトリオの無能さ故というか，動くこともせず動いたら明後日の方向に動かすという頓珍漢ぶりでは，どうしようもない。

そこで，もう緒方がどう考えるかは別として，これからチームを立て直して再度反転攻勢をかけるためにひ必要な選手を，勝手にピックアップして，是非とも使えとこの場を借りてプッシュすることとしたい。それが正着手であるか博打の一手となるかは，知らぬ。

まず投手陣。野村祐輔と薮田和樹の名前が出て来るだろうが，前者はもらっている年俸からして当然であり，後者は正直あまり期待していない。私が期待するのは飯田と昂也樹也のサウスポートリオである。彼らには，先発というよりもリリーフ，特にイニングイーターとしての役割を期待したい。現在フランスアがその面ではいい仕事をしているが，そのために外国人枠を使うというのは些かもったいない。フランスアはファームで先発としての調整をさせて，いざというときのためにとっておきたいところである。

野手陣は，まずなんといっても坂倉である。はっきりいってなぜ緒方が坂倉を使わずリードは月並みスローイングは落第点の磯村に拘るのかが理解出来ない。會澤を代打もしくは二番手捕手に回してでも坂倉の起用に舵を切るべきである。そのほかはまあ目だったピースがないのが残念なところだが，やはりシャビとメヒアになるだろうか。シャビを今のスターターから外すことはあり得ない。メヒアは，若干お疲れ気味の新井さんや今年は対左投手の成績がいまいちな松山に代わってのスターター起用も期待できるのではあるまいか。そのほかには，一軍で成績を残したにもかかわらず野間のために割を食った大樹も期待してよいし，夏男ガンちゃんに賭ける手もあるだろうか。

いや，最後に一人だけ名前を挙げておく。その名は加藤拓也。噂によると佐々岡と確執があるやに聞いているが，その鼻っ柱の強さを逆に活かせばよい。ローテの谷間になりそうなところにあえて早い段階で先発を言い渡し，そのプライドをくすぐってやればよいのだ。それで結果が出たら，先発ローテに入れるなりリリーバー待機をさせるなり，起用の幅が広がるではないか。

とにかく何でも使いようなのだ。


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（後記）
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