ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

なにやってんだ，いったい。一昨日と同様，今日の試合が終わった感想はまさにこれだった。

福留にホームラン打たれたのはまあ仕方がない。その1点はあり得べき失点だと考えられるからよいのだが，6回7回に5点まとめて取られたのは全くもってダメダメだ。しかも6回表に5点取った直後の失態である。ありえない。だから今のカープは駄目なんだといわざるを得ない。特に今村，情けないぞとしか言い様がない。一人だけ歩いて広島へ帰れといいたい。

結果論として勝ったからいいじゃないかという言い分には今日は全く耳を貸さない。今日の試合，いや，この3連戦は断じて内容のある結果を出さなければいけなかったのだ。その意味では全く物足らないどころか，不安しか残らない。理由は簡単である。

現時点のタイガースを力でねじ伏せられないようじゃ，とてもじゃないが胸突き八丁の勝負どころには堪えられまい。

敢えて昨日までは書かなかったが，とにかくこの3連戦のタイガース，とにかく敵将金本がかわいそうになるくらいに戦力が枯渇しているというべきだった。まあタイガースファンにも言い分があって戦力を枯渇させたのは金本のせいだという声もなきにしもあらずだが，どちらにせよカープにとってはそんな鶏が先か卵が先か的議論は関係ないのであって，要するに目の前の相手が弱っていたら徹底的に叩き潰さなければいけないのである。いうまでもなくタイガース戦はまだ続くのである。ここを先途と今年もカープとはやりにくいというイメージを植え付けなければならないし，そのチャンスだったのである。

それがなんだ，いったい。第1戦，そして今日の失態ぶりは。確かに3連勝した。しかし，そのプロセスにおいて継投の隙を突けばなんとかなるかもしれないというイメージを与えてしまったのである。これは全くいけない。繰り返すが，結果として今日勝ったことは，白星を積み上げたということ以上の価値はない。本気で三連覇とか日本一とか言うならば，結果も内容も圧倒しなければいけなかったのである。

と，いうわけで，この3連勝という結果が今後の展開に与える影響というのは未知数である。まずは次のホームゲームジャイアンツ戦の結果如何になるのではあるまいか。

まあ今日の試合，ドリスの出鼻をくじいた西川のバッティングと，ドリスを奈落の底に沈めた誠也のグランドスラムは殊勲甲というべきだろう。総じて攻撃陣はよく頑張っているように思える。そう，とにかく現状を打開するには打ち勝つことしかないのだから，投手陣が落ち着くまではフル稼働してもらわねばなるまい。

打ち勝てば道は開ける。


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（後記）
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