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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
今日は二十四節気の一つ,霜降である。暦の上ではそろそろ露が霜に変わる頃ということで,いよいよ寒さというものが体に降りかかってくる季節でもある。
と,いう訳かどうかは知らぬが,どうもこのところ調子がよくない。単に気力が欠けているだけなら仕事をほっぽり出したら治るのだが,そうではなさそうだ。ただぼんやりとしていたい,体の赴くままに昼から寝ていたい気持ちになっているのであって,許されるものなら本当にそうしたいくらいである。これはもう本格的に隠居でもすれば治るに違いないが,まあそんなことはできようもない。 いうまでもなくドラフト会議が25日に迫り,27日からは昨年緒方のせいでお預けになった日本シリーズが始まる。ドラフトは運のものなのでこれはもう期待して待つ以上でも以下でもないのであるが,日本シリーズはそうは行かない。優勝だけでも25年待たされたのであるが,日本一となると34年待たされているのである。もうこれ以上は待てない。というわけで,今年は意地でも勝ってもらわないと困るのである。 しかし,どうもカープファンの中には,ホークスを余りにも神聖視しているのかどうかはしらないが,カープがまともに戦って勝てるわけがないと嘯いている向きがあるやに聞く。ひょっとしてそれがある種のレアリスムだと思っているのかもしれない。 しかし,それは誤りである。ていうか,だからおまえら駄目なんだというほかない。私に言わせればこのような思想は,あの忌まわしき「失われた二十余年」のさなかに「弱いからこそ応援するのが楽しい」とか,「優勝するチームを見たければよそのチームを応援しろ」などと吐き捨てた唾棄すべき敗北主義から一歩も抜け出ていないのである。 せっかく,カープはいいチームになった。かつて日本一になったときと勝るとも劣らない実力を付けていると思う。しかし,それを支える肝心のファンがこんな体たらくじゃ,駄目なんだねえ,まったく。だから勝負どころの鉄火場で勝てないんだよ。 もちろん,日本シリーズに出て来る相手は,強いに決まっている。でも,だから負けてもいいという抗弁は成り立たない。はっきり言って主張自体失当だ。日本シリーズというのはまさにチームのプライドをかける戦いであって,そもそも負けることを前提とする思考こそ排除されなければならないのだ。相手は強い,だからこそ勝て。どうしてそういう思考にたどり着かないのか,不思議に思う。 ああ,だからこそ緒方を「レジェンド級の名将」などといえるんだな。それなら納得だ。 とにかく勝つことのみを考えよ。 BlogPeopleSIGMA People (後記) 引っ越し,新規開店しました。ろー・ふぁーむ・かるぴおANNEXもよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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