ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

今日の試合をライヴもしくはテレビで見ていて，勝った勝ったよかったねと無邪気に喜んでいる向きは，本当に頭が弱いのだと思う。正直私は，試合終了と同時に思わずがっくりと倒れそうになった。要するに，全くもって納得がいかないのである。

そうは言っても勝ったので，敢えて無理矢理納得させてみるならば，

大瀨良大地はよく投げた。

大瀨良大地は素晴らしい。

大瀨良大地こそ真のエースだ。

ほらね，これでもう詰まってしまう。この試合の結果に納得させるだけのものがないのだ。白星という結果を除いては。

はっきり言う。３-２で勝つような試合じゃなかった。ロメロは決してよくなかったし，チャンスはたくさん作った。あと２，３点は追加して余裕を持って逃げ切ることが可能な試合だった，はずだ。それがうまくいかなかった理由は，もう一言に尽きる。

全ては田中広輔が起用され続けるのが悪い。

案の定というかなんというか，ことごとくチャンスで田中広輔に回ってきた。そして，箸にも棒にもかからない結果で終わった。もう，見ていて辛い。あれじゃあ完全な晒し者だ。とにかく，打って守って走って全てにおいて精彩を欠いているのが素人目に見ても分かる。なぜ起用に拘るのか。もし今の田中の起用を正当化される向きがあればその論拠を教えてほしい。全部論破する自信があるが。

本当はもっと書きたいことがあるのだが，胃が痛くなりそうなのでやめる。

とりあえず，１２連戦は６勝５敗１分けで終わることができた。まあ個人的には５敗１分けのうち半分は勝てたはずだとの思いがあるから，貯金ひとつしか伸ばせなかった，要する二所率５割に乗せただけで終わったのは，まことに遺憾であると思う。しかし，投手陣が安定してきたことと，シャビ誠也の中軸が固定されてきたことなど，喜ばしい材料は確かにある。しかし，

田中広輔の記録のためだけの試合出場を見せられると全て萎えるのである。これについては，明日気力が残っていれば書きたい。

ところで，今日広島ローカルではRCCテレビが中継していたのだが，解説の横山竜士が，ついに禁断のひとことを言ってしまった。チャンスで田中に打順が回るというシチュエイションで，しれっと，おそらくは確信犯的に，「思い切ってバッター変えてもいいんじゃないですかねえ」と。さすがは男横山と拍手を送りたいが，もし今後横山竜士の出番が極端に減り，フェイドアウトしていったら，まあそういうことだと言うことが露呈することになる。彼の今後の出番，ことに広島向け放送での出番がどうなるかということを，心あるファンは注目されたい。

せめて全力でプレイをしてほしい。


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