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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
ハジメの締め付けによって統制されてきた在広プレスからも,ぼちぼちと現状に対する不満や批判の声が聞かれ始めるようになった。なにかがおかしい,ここのところのカープの試合ぶりを見てそう思わない向きは,味噌汁で顔を洗うか蚊取り線香を粉にして蕎麦に振りかけ食えば良い。
昨日の試合のテレビ実況をしていたのは池谷公二郞であって,普段は見事なまでの幇間芸を演じるのであるが,昨日はさすがに言の端に現状に対する批判をにじませていたし,今日の広島ローカルの実況だった山崎隆造もしかり。平常運転だったのは昨日のラジオ実況だった安仁屋宗八翁くらいなものだ。そのくらい,言いたいけどもストレートには言えないという思いがひしひしと感じられた。もちろん,ストレートに言ってしまったら松田元の手によって干されるという実例がいくつもあるから,それには及ばないのが残念なのだが。 要するに何が言いたいかというと,今日の試合はもう言葉で表現したくないほど無残な惨敗だったと言うことと,そうなった理由は緒方くんの采配センスのなさによるところ大なのである。そしてそれは交流戦はもちろんのこと交流戦明けの今日を含めての5試合全てに共通するから,今日取り立てて書いておくべきトピックスがないのだ。なので,総論はもちろんのこと各論も今日は昨日までと以下同文と言ってよい。なので結論はひとつ,標題のとおりだ。 私は一介のカープファンであってもちろんプロフェッショナルの物書きではないから,仮に弊ブログをハジメが読んでいようがいまいが知ったこっちゃないし,ハジメがどうしようが影響を受けない。だからこそ在広プレスの不健全性というのがよく見えるのである(それによそ者でもあるしね)。もちろん別になにか煽動しようという気はさらさらないし,そんな気力はないのだが,だからこそ現状を座視はできないのである。 もとより私は4年前から指揮官としての緒方くんの能力は疑問視していたし,たとえ3連覇しようがその思いは一切変わらなかったのだが,それでも結果でその思いを裏切ってほしいという一縷の望みはもっていた。しかし,6月に入ってからのこの戦いぶりを見たら,やっぱり緒方くんが指揮官じゃ駄目だということが結果で示されているし,それに対する抗弁を緒方くん自らの手でことごとく叩き潰している状態なのだ。まさに庇いようがないとはこのことである。 だから,もう緒方くんがいくら手を尽くそうと,よい結果が出ないのである。残念ながらもはや緒方くんは天運尽きたと言う状況と言っていいだろう。これを打開するには,残念ながら手はひとつしかない。緒方くんが身を引くしかないのだ。 いや,「しかない」と言う否定的な言葉を使ってはならないだろう。少なくとも今のうちなら「自らのイニシアティヴでその出処進退を明らかにする」ことができるのである。これは,然るべき成績を残した指揮官の特権である。いまこそ,これを行使しない手はない。緒方くんは少なくともプレイヤーとしてはカープのレジェンドのひとりであることに違いはない。指揮官としての出処進退を明瞭にすることにより,プレイヤーとしての名声を傷つけずに済むという利点だってあるのだ。 とはいえ,きっと今日の采配を振るっていた顔を見る限りはそんな気はさらさらないだろう。明日の広島は雨,と言いたいところだが無情にも明日の天気予報は曇りのち晴だ。明日も同じような試合展開で同じように負けることだろうね。となると,やっぱり明日以降もカープファンは腹をくくらなければいけないようだ。もちろん,私は現状を座視する気はないから,然るべき主張は続けるよ。壊れたレコードのようになるのは本来味気ないけれども,もっとすさまじきものを相手にしているのだから,それもまた一興である。 ここに,緒方くん,尽きる,かな。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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