|
テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
いうまでもなく昨日は参議院選挙の投票日であって,即日開票の末体制が決したのは今朝未明。まあ大勢については報じられているとおりで特に新奇性はないが,それでも細かいところをつついたりいろいろと深読みしてみれば面白いこともあるだろう。小さい頃から開票速報にかじりついて見ていた選挙小僧の血が騒ぐところであるのだが,それを読み切るには少々時間が必要だと思うので,今日は書かない。それより,これからの動きの方が面白そうだ。
私も一票を投じた広島選挙区では,野党系の森本氏が一位抜けするという少々予想外の展開になった。もともと私は官邸が目論んだ自民党2議席独占には懐疑的な見方をしていたのだが,それにしても森本氏と自民党候補のどちらか,はっきり言えば河井氏が競り合う展開になるのではないかと思っていた。それが外れた。まあ外れても自民と野党系が1議席を分け合うのは想定の範囲内なのだが,自民党広島支部の重鎮である溝手氏が落選するとは思いもしなかった。 自民党広島支部といえば岸田文雄君の拠点であって,岸田君といえば伝統の宏池会会長だ。なんといっても宏池会の創始者は池田勇人。もちろん広島出身である。ある意味今回の選挙は岸田君の喉元に刃を突きつけられたようなものであって,実際岸田君にとっては最悪の結果になったのである。岸田君がなにを思っているかはしらないが,普通なら宏池会会長の名に賭けてこのままじゃ済まされないと思う,と考えられるのだが,果たしてどうなるか。 書かないと言いつつ余計なことに脱線してしまった。ここからは普段の路線ということで。 もちろんカープの戦いは,まだ終わりというわけにはいかない。とはいえ自力優勝消滅の危機に瀕していたことも事実である。その危機は,まだ続いていることは間違いないのだ。 その意味では,今カープに求められることは勝ち続けることだけである。正直今の状態で大連勝できるとは思えないが,それでもやらねばならないのだ。 今年の体たらくを見せられて緒方くんに対する批判がずいぶん高まっているようだ。4年前から緒方くん指揮官に向かずということを説いているものが何を言うかといわれそうだが,緒方くんの排斥を説くだけでは何も変わらない。蓋し,緒方くんに代わって緒方くんの劣化型が出てきたり,もはや過去の遺物になってほしい前任者がしゃしゃり出てきたりしたら意味がないのだ。 その意味で今我々が議論すべきであるのは,まさに”Post OGATA-ism”ではないかと思う。それがなにを現すかということは,私もまだ示すことができない。しかし,もはや「緒方的なるもの」では駄目だということだけは,言える。 それを見極めるためだというわけではないが,明日の試合。じっくりとスタジアムで見てきたいと思う。ジャイアンツ戦3連勝のあとの大事な試合である。これで無様な結果を出してしまったら何の意味もないのであるが,果たしてどうなる。 どちらにせよ勝負はこれから。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つれづれ] カテゴリの最新記事
|