ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

今朝は朝から冷え込み，夕方からは雨が降り出してまたぐっと冷え込んだ。あたかもカープの現状を現しているかのようだ。

昨日の試合については，もう触れない。書きたいことは山ほどあるのだが，まさに覆水盆に返らずである。あんなのを大将においているからこうなるんだといわざるを得ない。今朝にも緒方孝市の解任の報が出るかと心待ちにしていたのだが，残念ながらそれはなかった。しかし，時間の問題だ。緒方孝市はもうレームダックなんだから。もはやよほどのカルト的信者以外は緒方の続投を支持していないしね。

しかし，緒方が退陣したところで，それよりもっと悪いのが収まったら何の意味もない。ハジメは既にばらまきまくった指導者手形を回収するためにかわりばんこにOBで監督を回そうとしているようだが，そんなことをしているから駄目なんだ。特に次期指揮官候補に擬せられている面々はことごとく駄目だ。カープを壊す気かと言いたいくらいである。それを知ってか知らずか前任者待望論が相当根強いようなのだが，あり得ない。あり得ない。あり得ない。大事なことだから3回言った。

だいたい前任者のどこがいいのか，私には見当もつかない。はっきり言うならば全てにおいて零点だ。ひと言で言えばアホな独裁者で，一番たちが悪いのだ。ちなみに言うと緒方くんは前任者の悪いところと師匠格であるミムさんの悪いところを非常によく引き継いでいる。それでも結果を出せたのは人に恵まれたからだ。だから，すぐにはだかの王様になったのである。

ほんとうに，なにをどう勘違いしたら前任者を積極的に支持できるのだろうと思うと，非常に哀しくなる。ぶち壊すという点では他の追随を許さないような人なのに。いったいなにをどう評価すればそういう結論になるのか，ほんとうに哀しくなる。

まあ，次の指揮官についての話はあまり今突っ込むこともないと思うので今日はこのくらいにするが，やっぱり一事が万事と言うべきか，ヒロシマ球界を取り巻く空気というのはかくも生温いというか，澱んでいるというか。これだからいつまでたってもカープは真の強豪たり得ないのだ。いや，それすら否定する向きが多いこともまた指摘しなければなるまい。「勝つチームを見たければよそのチームを応援しろ」と応援団周辺の人間が言い放ったのである。前任者の時代に。

「強いカープを見たい」と望むことは，広島では夢物語なのか。持ってはならない願望なのか。それを思うと，やっぱり，哀しいよねえ。

かなしくてほんとうにやりきれない。


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