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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
昨日も書いたとおり,果たしてペナントレースがいつ開幕できるかは極めて不透明である。開幕したとして,従来通りのホームアンドアウェイで行えるかどうかもまた微妙である。少なくとも,開幕当初は市民球場での試合はできないと考えておいた方がよさそうだ。
もちろんホームで行えないと言っても当分は無観客だろうから,どこでやっても一緒と言うことも考えられるが,やはり自宅から通えるのとそうでないのとは選手に与える肉体的精神的負担も違うだろう。私だって一晩の当直勤務とか数日の出張だけでも,かなり疲れるのだ。まして数か月の間家を空けて真剣勝負をしなければならないというのは相当辛いはずである。 それを踏まえて,どういう戦い方をするべきかということが問題となるが,まあ結論は昨日書いたとおりである。徹底的に打ち勝つ野球,打力重視の野球,点を取って勝つ野球,これしかない。 今のところどういう日程になるかは分からないが,下手をすれば十数連戦,しかもダブルヘッダー込みなどという恐ろしい事態が待っていることは想像に難くない。しかも酷暑の中で。こんな中で,投手のやりくりも大変だし,ただでさえ夏場は打力優位になりがちなところ,少ない点を守って勝つなどというのはファンタジーに他ならないのだ。最初から間違いなんだけど。だから,「守り勝つ野球」なんてのは下の下,零点答案である。 そもそも,他のチームだって投手陣が盤石だとか絶対的エースを数枚抱えているなんてところは,ない。だから,この点については条件は平等である。ならば,打ち勝つ,点をたくさん取って勝つという方が,なおのこと道理にかなうのである。そもそも,相手よりたくさん点を取るというのは,野球というゲームの基本なのであって,それを忠実に守る方がいいに決まっている。 それに,前述したとおり開幕してはしばらくはホームゲームができないとなると,なおのこと少しでも選手にストレスフリーの野球をやることが求められると言ってよい。ガチガチと守りだけを固めてやっている方も見ている方も胃が痛くなるような野球をやったら,選手に与えるダメージは相当のものになるだろう。それは避けなければならないし,そんなことをしていたら,勝てない。 佐々岡がどんな野球を指向しているのかはオープン戦と練習試合を見ただけでは定かではないが,こと今シーズンに関していえば,いかなる野球をやりたいか言うよりもといかにして勝つかということを重視してもらいたいと思う。少ない点を守って勝つというのが理想であることは分かるのだが,それを今シーズン押し通すことはまさしく空虚なファンタジーにほかならないというべきなのである。 名を捨てよ,実を取れ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/05/12 08:40:42 PM
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