ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

例年ならとっくに冬枯れ企画に入っていくべき時期なのだが，残り3試合とはいえまだカープで引っ張れるというのはありがたいことだ。とはいえそろそろカープのペナントレースもフェイドアウトモードに入っていくのであって，今シーズンのまとめに入っていこうかなと思う。が，なんとなく今日はその気にならないので，とりとめもなく書いていきたい。

まずは森下のタイトル争い。昨日は7回3分の1を無失点で大野雄大を上回ると書いたのだが，実際は7イニングス無失点で上回るらしい。まあそれはコンマいくつの話なのでどうでもいいいとして，もしタイトルを争うのであればやはり最終戦のドラゴンズ戦で先発して勝負しなければならないだろう。仮に前日のスワローズ戦でいくら0を並べて大野雄大を上回っても翌日の試合で大野雄大が出てきて去年と同じようなことをされたら一緒だ。今のカープ打線に大野雄から点が取れるとも思わないし。それに，ドラゴンズもきっと必死になって森下攻略に来ると思うし，それをクリアしても大野雄大が終盤何イニングスかちょろっと出てきてゼロで抑えられたら終わりだ。だから，逆転戴冠は相当困難だと言っていいのではないか。

ただ，昨日も書いたが私はそれでいいと思う。これが例年のように1か月早ければ狙えといえるのだが，今は霜月，しかもナイターは非常に冷え込む。そんな中を無理させてどうするんだと思うのである。もちろんチームも勝率5割の可能性がまだ残っているだけに投げないという選択肢も難しいかもしれないが，今はまだ森下にとっては伝説の序章に過ぎない。無理使いしてすり減らす方が間違いと思うのであるるが，いかがだろうか。

話は変わって。昨日カープは4失点したが，実はこれ10月22日以来12試合振りである。確かにそれによってカープの成績は格段に良くなったのだが，それでもう来シーズンは大丈夫と考えるのは少々頭が弱すぎるというものである。3失点以内に抑えていながらホームで2引き分けがあること，そして前のハマスタで3試合連続投手がクオリティスタートを達成しながら1勝2敗という惨事を起こしたことを考えると，私がかねてから言い続けていたとおり，今年のカープの欠陥はオフェンスの弱さ，得点力のなさに尽きるというところが明らかになったというべきなのだ。

実際，今年の成績で足を引っ張っているのは，間違いなく12引き分けである。正直言って，普通にやれば全部とは言わないがかなり勝てただろう。それができなかった原因は，一にも二にも得点力不足である。しかし多くのカープファンはその点をほっかむりしているのが解せない。

はっきり言ってしまうと，触れたくないのだろう。これから派生するのは戦術，そして編成の問題だ。それを突き詰めると佐々岡の無能さとハジメの無責任さを問わなければならないが，ハジメシンパの脳内フローラさんたちには出来ない相談だ。本当に，こんな連中消えてなくなればいいのに。

あまり長くなってもいけないから最後に一つだけ。やはり小窪について触れないわけにはいかない。正直言って，今のカープでは選手としての居場所はなくなったと言うべきだろう。それをよしとしないのであれば他球団に打って出るべきなのであって，小窪の決断も当然だし球団も功労者ということで温情をかけての自由契約というところだろう。

もちろん，どう転んでも茨の道だろう。しかし，彼の売りはキャプテンシーである。それに，一応優勝チームの選手会長だったという箔付けもある。どことは言わないが，内野が団栗の背比べでキャプテンシーのある選手がいないというチームなら，嵌まりそうな気がする。

明日は石原慶幸の引退試合興行でもある。それが恥ずかしい試合にならないためにも，オフェンスの不義理でクオリティスタートを続けながら勝ててない祐ちゃんのためにも，最初からどかんと点を取って勝ってほしいものだが，さあどうかな。

標題にあまり意味はない。


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