|
テーマ:~広島東洋CARP~(3881)
カテゴリ:今日のカープ
昨日は一日忙しかったのと予想に反してさしたるネタも出てこなかったので更新をサボったが,今日も今のところめぼしい話は出て来ていない。スポナビ一球速報でフェニックスリーグの対マリーンズ戦がチェックできたくらいである。だから別に今日も流してもいいのだが,どうもカープファンサイクルの動きは違う。いうまでもない。ベイスターズがFA権を取得した田中広輔の調査をしているという報道に早くも過剰反応している向きが多いようだ。
結論から言えばこれに過剰に反応するに能わずというところなのであるが,やはり一部ファンがあれだけ右往左往しているのを見るとやはり理詰めで落としておきたいというところもある。よって蛇足ながら,その理由を示しておきたい。 現時点での報道のされ方を見ると,田中広輔は「セカンドもサードも出来るマルチタイプ内野手」として評価されているようだ。しかし,いいことか悪いことかは別として,カープはショートのレギュラーとして遇してきたし,きっとその線で説得するだろう。そうなると,よほど田中がカープを出たい事情がない限りカープの方が強い。当然だろう。仮にも3連覇の1番ショートレギュラーという自負があるものが「うちで内野の穴埋めをしてください」というオファーに乗るものか。普通に考えれば分かるところである。こういうところがカープファンの勘の鈍いところである。 ならばそれ以上何も書く必要もないようだが,実はここからが本番である。蓋し,ならばカープもベイスターズのFA権取得選手に狙いを定めて揺さぶりをかけるべし。それがある意味一番のFA対策になる。 この報道がされた一方で,かのチームはFA権を取得した梶谷,井納,そしてFA権絡みではないがソトとの残留交渉を行っているところである。しかも,年俸ベースで見れば梶谷は7400万,井納は6100万とFA再契約の積み増しに鑑みても結構お買い得だし,ソトも実は1億8500万とそんなに高くない。しかも井納は安定感に欠ける,梶谷は故障がち,ソトは守備という難点があって,青天井のマネーゲームにはならないだろうというところもある。まあ分からないが。 カープの編成から考えれば,井納は些か微妙だが,梶谷は準地元,広島高校球界にも縁深い野々村直通監督の門下生だ。そしてセンター。守備走塁に難がある西川の代わりにしっかり嵌まるピースになり得る。さらにソト。何もセカンド守らなくてもいい。ファースト,あるいはレフトを守ってくれればいいのであって,要するに二人ともカープの編成の穴にぴたりと嵌まる。 それに,裏返して言えば,ベイスターズの評価が田中の全てを物語るのである。もしショートのレギュラーとして遇したいのであればそう言うはずだ。決してかのチームもショートが確固たるものではないのだから。それでもそう言わないと言うことは,他球団の田中評はその程度と言うことである。それからすれば,田中広輔のFA権の重みがどの程度かということがお分かりになるのではないだろうか。 ずいぶん話があっちに行ったりこっちに来たりしてしまったが,要するに今のカープからすれば田中広輔の帰趨に一喜一憂する必要はないと言うことである。いや,はっきり言ってしまえば,今の田中が高値で買われるという可能性は極めて低いのではないか。もしカープが田中を残したければ,それなりに遇すればよいのである。 まあ,泣くのも自分次第,笑うのも自分次第,どうするのか決めるのも,我々自身である。 まあ今どうこういうべき話ではないけどね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (後記) 現在開催検討中ではありますが,弊ブログオフ会兼忘年会「歳末のバカ騒ぎ2020」について,興味のある方はこちら(PC・スマホ向け)またはこちら(携帯向け)まで。
[今日のカープ] カテゴリの最新記事
|