ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

2020/11/26(木)22:24

なめとんか,ほんまなめとんか。

今日のカープ(4141)

通例より3週間遅いポストシーズンが始まった今日,カープ球団が動いた。いうまでもなく3人目の新外国人としてロナルド・カイル・バード(Ronald Kyle Bird)投手の獲得が発表されたところである。彼の紹介は後述するとして,加えて報じられたのはKJとピレラのリリースとスコットとの再契約である。 KJはある意味やむを得ない。来年37歳。これ以上の伸びしろはないと判断されてもやむを得ない成績しかファームでも残せなかった。ピレラは惜しい気もするのだが,これも伸びしろなしと判断されたのだろうか。ただ,それ以上の外国人を連れてくる前提であれば,理解できなくもない。問題はスコットである。意味が分からない。 これでも頭の弱い自称ファンがしたり顔で語るのであって,いろいろとこれを正当化しているが,アホかとしか言えない。これをみるに,あるいは独裁国家の政情分析の手法を用いると,きっとこれはハジメのイニシアティヴによるものだろうと判断がつくのである。きっとすぐにリリースしたら沽券に関わるというものがあったのではないか。まあ,あまりにもアホらしいのでこれ以上書かない。 気を取り直してバード投手の紹介をしたい。1993年4月12日生まれの27歳。190cm99kg,左投げ左打ち。フロリダ州オレンジパーク生まれで2014年にタンパベイ・レイズにドラフト指名され,MLB実績は2019年テキサス・レンジャーズの1年のみである。 詳細なスタッツはこちらを参照願いたいが,AAA通算8勝2敗,防御率2.17という数字はなるほどよさげだが,WHIP1.248はまあいいでしょうというくらいだろうか。95と3分の1イニングスで108奪三振の一方,与四球44は少ないとはいえない。もっとも,そこまで立派なら今年もメジャーに呼ばれているだろうが。 さらに別サイトによると,昨年のメジャー実績ではあるが,持ち球はストレートが49.2パーセント,スライダーが46.3パーセントにあとシンカーとチェンジアップというから典型的なサウスポーリリーバータイプかもしれぬ。ストレートの球速は91.7マイルというから約147km。実際はもっと出るかどうかまでは分からない。 以上,データを見る限りでは,そんなに悪い買い物ではなさそうだが,これでリリーバーは決まりと言われれば少し違うような気がする。こればっかりは,来年のオープン戦で見てみるまでは軽々にいえぬ。 どちらにせよ,これでカープの論点は全て解決,これで来年は反転攻勢だと言われても,そりゃ違うよバーカといわざるを得ないところである。外国人はあくまでもギャンブル,そう考えたらこれでは足らない。現在浮いているNPB選手の獲得に回らないと駄目だ。来年から外国人枠を食わなくなるホセ・ロペス,FA権行使をするらしい長谷川勇也,ホークスを戦力外になった加治屋蓮,そして井納翔一や梶谷隆幸の争奪戦に参加するくらいじゃないといかんだろう。 そうするとまたあほうどもは言うんだろうな。補強より現有戦力の伸びしろ云々って。まったく,勝負というものをなめてるよねえ。こんなんがやっぱりカープを駄目にしている白蟻というべきなんだろうね。 そう言えば田中広輔がまだ態度を明確にしていないが,私に言わせれば,出て行きたければどうぞというのみである。彼が今の成績で胸張って出て行くなんて悪い冗談以上でも以下でもないと思うが,どうも出て行きたそうだから,勝手にすればと言うのみだ。いや,その方がいいかもしれぬ。正直言って,どこに落ち着くかは知らぬが人的保証を期待した方がいいと思うしね。自称カープファンさんたちは泣きわめくかもしれないが,それが現実だよ。 今は変革の時。 BlogPeopleSIGMA People (後記) 現在開催検討中ではありますが,弊ブログオフ会兼忘年会「歳末のバカ騒ぎ2020」について,興味のある方はこちら(PC・スマホ向け)またはこちら(携帯向け)まで。

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