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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
今朝大本営発表下付機関である中国新聞が一面で報じ,のち正式発表されたところであるが,田中広輔がFA権を行使せずにカープと2年契約を結ぶとのことである。
残留の決め手となったのは,有り体に言えば,高く売れなかったからというのが正当だろう。ベイスターズが調査に動いているとの報道がなされたが,あれもよく読んだら内野のユーティリティプレイヤーとしての評価を出ないものであって,田中にとっては屈辱の内容といっていいのかもしれない。要するに今の田中広輔を単年2億円ベースで買ってくれる球団などどこにもなかったというのが正解だろう。しかも人的補償を差し出してまで。まあ,私には読めていたけどね。だから,田中がよほどカープの待遇に不満を持っていない限り流出はないとみていた。 まあこの程度の読みは情勢分析のイロハのイだと思うから別に胸を張るべきことではないが,残念ながら多くの善意のカープファンにとってはそうではないらしい。そもそもこれまでの報道をやきもきしてみていたようだし,大本営発表後にはまさに歓喜の声がこだましているところである。まあバカバカしい限りであって,まさにハジメサイドの思うつぼとはこのことである。 さて,田中と契約を更改することが,すなわち田中に対するレギュラー確約手形となっては困るのである。今の田中はショートレギュラーとしてはかなり苦しい数字しか残せていない。全てにおいて劣化著しい,いわば滅び行く老雄に過ぎないのだ。私などどこか騙されて高値で買い取ってくれないかなとさえ思っていたくらいである。もうはっきり言ってしまえば,ショートレギュラーとしての田中のraison d'êtreってなーにと問いたいくらいである。出塁率が高い?.351くらいじゃ割に合わない。安定した守備?uzrは悲惨な数値となっているし,もはや弱肩は目に余るくらいなのにね。 少なくとも赤ヘル百年の計に鑑みるならば,来年小園をショートで固定したいところである。これを否定するものは莫迦だ。田中の何十倍も華のあるスタープレイヤーである。スターはスターなりに遇すべきと言うのが大原則である。もちろん甘やかすのとは違う。韮澤,そして矢野とはフラットに競争させるべきであるし,田中もあくまでその中の一人として考えるべきだ。 それに田中,確かに男前だが私に言わせると華がない。何か周りを明るくする華やかさに欠けるのだ。小園は二枚目とはいえないがそれがある。これは天性のものだ。なぜか一部カープファンは鍛えても伸びない「華やかさ」をそもそも欠ける田中に求め,天性のものとして持っている小園は叩いて叩いて持ち味を消そうとしているようだが,これだから駄目なんだよなと言わざるを得ない。 それを考えると,本来単年2億円ベースは高いというのが正当な価値判断だろう。正直言って来年の田中がそれに見合うだけのパフォーマンスを見せられるかどうかは微妙だ。まあだからこそどこも買ってくれなかったんだろうけどね。 悔しかったら3割30盗塁くらいやってみろ。 BlogPeopleSIGMA People (後記) 現在開催検討中ではありますが,弊ブログオフ会兼忘年会「歳末のバカ騒ぎ2020」について,興味のある方はこちら(PC・スマホ向け)またはこちら(携帯向け)まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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一言で言うと競争のある残留だと喜ばしいですよね。それだけ。
客観的評価(つまり単純に成績の羅列を載せておきます) 【2020年の田中選手】 失策12個 DPR-0.5 RngR-10.7 ErrR-1.4 UZR-12,5 wSB0.0 UBR-0.3 盗塁8、盗塁死4 打率.251 OPS.721 得点圏打率.167 長打率(SLG).370 ISO(IsoP).119 ホームラン8本 OBP(出塁率).351 打点39点 (2020/12/01 12:20:36 AM)
今年1年、カープを中心に試合やダイジェストを見た中で、楽しんで野球をやってるなぁ、と感じたのは2名。投手では森下。ルーキーの域を超越している。凄味より打者をいかに手玉に取るか、という余裕すら感じられ、真剣さ以上にコイツ楽しんで投げてるなぁ、と私には映った。オープン戦と練習試合で滅多打ちにされたSBに、どう対処するかが来年の課題だろう。打者では、言うまでもなく柳田。異次元であるのは誰の目にも明らかだけど、めちゃ振りしているようで、ハイレベルのテクニックを駆使している。やはり真剣さというより投手をいかに攻略するか、という余裕があり楽しんで打席に立ってるように映る。何だかんだ言っても、プロはフィジカルとテクニックが優れている選手が一流であり、試合を楽しめる選手が超一流なんだと思う。日本シリーズ第3戦・満塁のチャンスでヒット性の当たりを好捕され、一塁にヘッドスライディングしアウトになった長谷川の真剣さがえらく評価されているが、超甘いスライダーを打ち損なってセカンドゴロになっただけじゃないの?プロなんだから、必死でやるのは当たり前で、余裕で楽しみながら結果を出す選手が最も評価されるべきだと思うね。
テクニックもない、フィジカルも弱い(特に肩)、成績も悲惨、余裕もない、必死さも感じられないオワコン選手に2億もの大金をドブに捨てるカネがあるなら、大盛(1,000万)や島内(1,600万)や塹江(1,900万)や遠藤(2,400万)等、不当に低い査定された選手にもっと出したれや!背番号2も終わってるが、松田個人独裁球団もオワコンや。 (2020/12/02 04:42:20 AM)
長谷川の件、ANA小園会 さんが指摘してくれたので、賛同します。
世間はビバ・ソフトバンク、アンチ巨人の風潮なので、悪口を書くのは憚られる雰囲気です。 実は、ここ4年の日本シリーズはソフトバンクのショーケース/お披露目イベントと化しています。 地方の球団が全国マスコミに知られる数少ない機会でもあります。 2018年の甲斐は打点無しのMVPで、あえて言わせてもらうと、緒方の頑固な性格のせいです。誠也が全国ネットTV番組で本音を言ってました。 これをもって、彼は有名になりましたが、安定してきたのは今年の終盤からであり、逆に今年の日本シリーズのMVPは彼のほうがふさわしいという声が多いです。 昨年の福田はもてはやされ、ロッテにFAしましたが、今年の結果はどうでしょうか?大したことないですよね。 多分、長谷川も最初からFAを意識して臨んだのだと思います。年齢的に最後の勝負でしょうから。 ソフトバンクだって闇や失敗は多いです。俯瞰すると、周東は日本シリーズで活躍はしていません。巨人は彼を塁に出していないのです。6戦目があれば工藤はスタメンを外し代走だったでしょう。勝負所で使い為の。 栗原に関しても、ただの巨人の準備不足であり、守備では1戦目9回裏のレフトフライをホームで刺そうとしなかったのはいただけません。もっとも、試合の大勢は決まっていたのですが、緊張感がなかったのも事実ですね。この球団は、けが人も多いのも事実です。ただ圧倒的な量のバックアップがいるのは球団の努力のたまものです。内川に対する仕打ちも露骨ですね。王さんらしくない。 ギータに関しては、ノーツ―から四球を選ぶ粘りと選球眼です。広島にいたころの丸にもあったものです。前後を打つバッターが安定しているからでしょう。もともと、小さいけがが多く、達川から「すぐ痛がるうじゃ!」と揶揄されてましたが、昨年の大きなけがで人生観も変わったみたいです。メジャーを諦め、 カープの話に戻ると、3連覇のころは細かい指摘ができていましたが、基本のレギュラーに役者がいないので、語ることもできないです。 誠也一本かぶりで、前後がいない。球団が考えてない。 西川が一年持たないであろうことは予想できたはずだし、堂林はがんばったけど、3塁の守備の負荷を考慮せず、失速しました。 まさかとは思いますが、終盤、たくさん若手を起用したんで「育った」と思ってないでしょうね? 「木を見て森を見ず」じゃないけど、田中残留、若手台頭とかいって、小さい課題をこなし、個々に満足している気がするのです。 大砲はどうした。抑えは?これで終わりじゃないだような? 高橋大、矢崎、野間、岡田、中村、小園、ドラ1どうすんだ? 球団職員の道筋はやめろよ。うちはヤクルトじゃないんだから。 (2020/12/02 11:34:15 AM)
去年、FA選手を引き留め成功?で喜ぶファンが多かったが、そのFA選手が劣化していたのに、起用を続け、今年は、昨年より順位が下がり、負け越したのでは?(ヤクルトが酷すぎたので、5位だった)
田中も去年のFA選手と同じ道を歩むのでは? ヤクルトも補強はするだろうし、来年のカープは最下位では?(外国人が活躍すれば、Aクラスもあるだろうが、劣化3連覇組に引導を渡す若手は出てくるだろうか?) カープ再建の近道は、来年最下位になることではないだろうか? (2020/12/02 05:06:31 PM) |