|
テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
はっきり言って,今日は本当に仕事を放りだしてやめたくなるくらい自分にとっていやなことがあった。今はすっかり気持ちが切れてしまっているのだが,おかげで世にはびこる醜悪なことへの感覚が磨かれてきたような気がする。と,いうわけで,この標題を二回連続で持ってくることと相成った。なに,ぼやきたくてぼやいてるんじゃない。世の中がぼやかしているんだから(←人生さんか)。
さて,一昨日私は佐々岡の,否カープ球団の小園に対する不当と言える仕打ちについて書いた。もはややってることはパワハラ,あるいはいじめといって然るべきである。そしてそれには間違いなくハジメが糸を引いているだろう。佐々岡はそんな知恵のある男ではない。 と,いうのをまさか読んだとは思えないのだが,昨日今日と奇妙なことが起こっている。在広プレスが挙って小園よ奮起を,覇気を見せて這い上がれ的な記事を物したからである。これがまた,見事に各社とも同じ論調で。これはもう笑うしかない。やっぱり,普通に考えたら小園に対する仕打ちはおかしいのだ。それを糊塗する必要があると,さほど莫迦ではないハジメは考えたとみてよいだろう。そしてそれにホイホイと在広プレスが乗っかかってという図が見える。 もちろん,ハジメに忠誠を尽くしている忠実なポチ公たるカープファンは,それに無批判に乗っかかっているし,少々知恵があるけどハジメのお下がりを狙っているむきは沈黙を守っている。全くもって揃いも揃って莫迦だといわざるを得ない。否,ほんとうにカルトとしかいいようがないよね。こんな絵図を見せられるほうもたまったもんじゃない。 それにしても,佐々岡は知恵が足りないとはいえなんでこんなわかりやすいことをするか。一昨日書いたとおりむしろ普通の人が独裁権力への先兵になりやすいということに尽きるのだが,偏に佐々岡という人,野村謙二郎のように権力者たらんとする強力な意思もなければ緒方孝市のように周囲をピリピリさせるような勝負師気質もないというのが正しいと思う。つまり,自らが指揮官たるべきという強力なバックボーンを持っていないというべきだろう。もちろん野村謙二郎も緒方孝市もハジメの庇護のもと政権を保ったのであるが,ハジメとの関係はどちらかと言えばWIN-WINの利用関係にあったと思われる。しかし佐々岡は,結局のところハジメとの自己同一性しか政権を保つ正当化根拠を持っていないのではないか。 だから,こんな分かりやすいことをやるのだ。そしてこれこそ,しつこいようだが,一見普通の人が醜悪なる独裁権力の先兵となる理屈なのであると思う。 その意味では,何度も言うようだが,一昨年のオフに「人柄がよい」というだけで佐々岡の監督就任に歓呼の声を送った向きは,厳しく反省して欲しいのである。一部隊の指揮官たるべき者,きちんとした能力がないといけないのだ。だからこんな問題が起こるのである。そもそもハジメが球団経営の箸の上げ下ろしにまで介入していること自体なんだかなあと思うのだが,ここまで露骨な現場介入を許しているとなると,これは恥だ。 本当に,佐々岡が,今の首脳陣が小園に対して這い上がってこいなどというのは,押し込み強盗が戸締まりを説教しているのと同じである。要するに,小園の心には響かないだろう。彼の心に響かせるには,我々ファンが正当な評価をしてあげるしかないのだが,まあ一部ファンの狼藉はねえ。見るに堪えないよ,全く。 本当に,だからカープは駄目なんだ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[今日のカープ] カテゴリの最新記事
|