ろくなもんじゃねえ。

私は長渕のファンでもないしましてや信者でもないが，カープの現状はまさにこの標題がぴったりだろう。それ以外に何を言うことがあるか。 敢えてひとことで総括するならば，これこそまさにバカオカバカワダ体制の完全なる崩壊である。野球の神からの完璧なダメ出しである。それが端的に出たのが，おそらくはバカワダによって重用される羽月の攻守にわたるブレーキだろう。あのセンターへの飛球を取り損ねたのは西日がどうのこうのという向きもあるかもしれないが，余所の球場ならともかくホームグラウンドでは理由にならない。まあ，所詮は見習いセンターである羽月にどうこうは言えないから，起用したバカオカバカワダが責めを負うべきである。そもそも十何打席ノーヒットのバッターを2番に置いたらオフェンスが機能しないのは目に見えているのに，なんで起用したのかが全く意味が分からない。 結局今日は昂也を見殺しにし，中田を羽月が足を引っ張り，最後大道が意味不明な外野前進守備によって失点するという次第なのであって，結局終わってみればバカオカバカワダ体制によって選手が翻弄されただけと言うことが言える。だいたいこの6連敗中の54イニングスで，点が入ったのが9イニングスしかなく，複数得点したのがわずか3イニングスという惨状なのであって，よくこれで何も手を打たなかったなと唖然とするほかない。 もはやこの結果は，三連覇の残り滓は無力であり，現状を変えることは出来ないということの証左というほかない。昨日今日少しでもスコア上の惨敗を免れた理由があるとしたら，それは石原のリードによるところが大きく，きっと會澤だったらそうはいかなかっただろう。これは本当に野球の神の啓示であると思う。現状を変える方向に選手起用をシフトしろということだろう。ヒットこそ出なかったが正隨の内容はよかったし，小園も今日は引っ張って長打が出た。ファームでは悩みの淵にあった林に豪快なホームランが出たから，次カードからサードでスターターで起用しても面白そうだ。 でも，きっとバカオカバカワダにはそんなことできないだろうな。できるくらいだったら，今日だって松山4番なんてあり得ないから。いくら昨年サンチェスを打ったからって，今の松山を4番起用なんて正気の沙汰じゃないしね。もうひとつ言うならば，今の首脳陣は誰ひとり誠也を叱れないのかと思う。必死にやってないとは言わないが，時折見せるふてくされたような表情がどれだけチームのモラールを下げてるか。 だいたい，ここまで連敗が積んでしまったら，先に点を取られて勝てるわけがない。そもそも接戦で勝つこと自体無理筋だ。こういうときは，とにかく何でもいいからぼかぼかと点を取ることにシフトするしかない。それをせずに破滅的な「守り勝つ野球」を推進したって，勝てるわけがないのだ。だから，バカオカとバカワダを更迭するか頭の中を変えない限りは，破滅的な連敗をするだろうという結論に至るのである。 ただ，監督とヘッドコーチの首をすげ替えたって，その劣化型が出てきたら何の意味もない。普通の感覚で言うならば，ここまで酷い内容の連敗が続いたら会社のトップの責任問題だ。普通の野球会社なら。そうならないということは，今のカープのトップは現状を是としていると言うことだ。すなわち，球団当局を一掃しない限りは赤ヘルの復権はないということになる。今日の無様な敗北を受けてどう動くかは知ったことではないが，このまま漫然と何もしないようなら，当然次の標的はこちらになる。しょせんバカオカなんて指揮官としては行為無能力者だしね。 こんな現状ぶち壊しちまえ。 BlogPeopleSIGMA People