ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

2021/05/08(土)21:07

ほっと一息ついたとはいえ。

今日のカープ(4141)

醜態をさらしきった6連敗を脱出する勝ち星を取るためには,よほどボカスカ点を取るか,よほど神憑り的なことが起こらないと難しいと踏んでいたが,結果として後者になった。ただ,それを手放しで喜ぶ気にはなれない。こうなったのもベンチの人災といっていいから。 そもそもがっかりしたのは,あれだけ中軸打者がチャンスに打てないという醜態をさらしているにもかかわらず,スターターで何も変えてこなかったことである。これで半分くらい今日の負けを覚悟し,先制点を取られたところで9分9厘負けたと思ったし,三日前までの流れだったら間違いなく負けていただろう。 そうならなかったのは,羽月のホームランという神憑り的一打あってこそであることは,間違いない。まあここまでの羽月,引っ張って外野の頭を越すような打球はほとんどなく,ことに最近はインサイドの強い球投げられていっちょ上がりだったため,まあホームラン,しかもバンテリンドームでとは想像も付かなかったのであるが,よく打ったものだと思う。 それからの展開についてはもうここで書き出すのもバカバカしいのだが,結局最大の勝因は栗林のまさに神憑ったピッチングである。特に9回裏などさすがにもう駄目だろうと思っていただけに,これをゼロで抑えたということ自体何か人智を超えた力が働いたのだと思わざるを得ない。いや,栗林だけではない。石原のリードも素晴らしかった。並のキャッチャーだったら手詰まりになってエイヤでストレート投げさせて一巻の終わりだった可能性もあるのだが,まあ粘り強く投げさせたと思う。 で,勝ってよかった,めでたしめでたしというわけには,いかないだろう。正直言って,シーズン終盤優勝を巡る戦いでもやってるのかというくらいの消耗戦である。これで負けでもしたら泣くに泣けないような試合だ。だからこそ栗林の神憑りには敬服する次第だが,今日の今日こんなに消耗させていいのかという気はする。そもそも論として7回裏の中田廉投入が意味不明である。なぜ森浦じゃいけなかったのだろうか。競り合いの勝ちゲームを任せられるほど信じていたのだろうか,疑問である。挙げ句塹江を前倒しで投入して,回跨ぎでまた怪しくなって前倒しで栗林だから,これは一番やってはいけない戦力の逐次投入そのものではないか。 オフェンスについてはもっと言いたいことがあるのだが,よく考えるとこれまで書いたことと以下同文であるので,あえて繰り返さない。本当に羽月の一打に救われたというべきだ。それと3安打2得点だった小園。もはや時代は三連覇の残り滓のものではないということなんだろうが,今の首脳陣に理解できるだろうか。 まあ,明日だ。明日勝てば評価してもよいが,さてどうなるかな。 少なくとも首脳陣は評価出来ないね。 BlogPeopleSIGMA People

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