|
テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
昨日は何か書こうと思っていたのだが,昼も爆睡して夜もそういう状態だったので,何か書こうにも書く暇がなかった。あっという間に4連休も終わることとなり,明日からしばらくオリンピックの喧噪を片方に睨みながらの日常が続くのであるが,それはさておき。
さて,ペナントレースがオリンピック休戦中ということで,その間は自分の好きなことを書きたいと思っていたところである。しかし,先日も記事の元ネタにしたように二軍の試合は行われているところであって,それも今や一球速報でチェックできる。そして,いよいよ火曜日からはエキシビションマッチが行われ,実戦での仕上がり具合が見られるところだ。そうなると,我が業からこれをネタにしないことはできないだろう。と,いうこともあって,今日から思いつくまま書いてみたいと思う。 本来は市民球場でメキシコ代表との試合が行われる予定だったところ,メキシコ代表に新型コロナウィルス陽性者が出たとのことで中止になり,代替措置として5イニングスの紅白戦が行われた。その内容についてはどうこういうつもりはないが,漏れ伝わる首脳陣の言やこのところの大本営発表などを見るに,ああ後半戦も期待できないなという思いが募る。なぜかというと,結局1点を大事にする野球とか隙のない野球などという錆付いたような言葉ばかり出て来ているから。 しつこいようだが,とにかく現状のカープの足を引っ張っているのは長打力不足である。1点を大事にしていなかったからではない。むしろ神経質なまでに1点を取るのに汲々としているというのが正しい。そして,その方法論が間違っているから今があるのではないか。 これから先は,もうずいぶん書いたことだから,繰り返さない。というより,もうこんなカビの生えたような野球をなんで後生大事にしなけりゃいけないのか。新しい酒は新しい革袋に盛るべし,今カープがやろうとしている野球は二十一世紀の,ましてや令和の今やるような野球ではないのだ。古くさいんだよね。 単に古くさい古くさいというと余計に頑固になる向きもいるだろうから少し言葉を変えると,興行面,早い話がエンタメという点から見ても,今カープがやっている野球は零点だ。ちっとも面白く兄のである。面白くない上に勝てないといったらプロ興行としては最低だ。そのことに気がつこうよ,ねえ。 もうひとつ今のもの知らぬファンに言っておくと,機動力野球がカープの伝統というのは正しいようで間違っている。カープ黄金時代を形作ったのは長打力を全面に押し出して点を取る野球であって,機動力はそのひとつのスパイスに過ぎない。いかにいいスパイスだからといって,それを山盛りにしたら鼻について料理を壊すのと一緒だ。 機動力野球だとか隙のない野球だとか言うものを前面に押し出したがっているのは,私に言わせれば球団当局でしかない。そして球団当局とお近づきになればカープファンとしてのヒエラルキィ上位に位置すると勘違いしているあほうどもによって唱道されているといっていいだろう。こういうのに限って,まともに野球を見ていない。私心なく野球を見ていたら,「フライボール革命」こそ今生きる道であることくらい,自明ではあるまいか。 新しい野球をやろうよ。 BlogPeopleSIGMA People お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つれづれ] カテゴリの最新記事
国民の関心事から図れば、ひじょうにマイナーではあるが、クラシックフリークにとって、最大のイベントはショパンコンクールである。オリンピックの4年周期より1年長い5年周期で、東京五輪と同じく1年延期で7月12日から予備予選が始まった。参加した日本人ピアニスト31人のうち予備予選通過は14名だった。ちなみに全体の参加人数は151名で予備予選通過者は87名だった。落選者を含め参加151名は選りすぐりの精鋭で、とりわけ予備予選を通過する面々は、幼少期から神童と呼ばれるレベルの集合体なのだ。Under10でプロオケ(プロのオーケストラ)と共演することなど朝飯前、というようなバケモンばっかだ。10月3日から始まる1,2,3次予選及び、本選と続く長丁場は超ハードだ。日本人初の優勝者が出現するかどうか?ちなみに私の一推しは角野隼斗。推しメンの理由は単純で、息子が角野くんと同級で学生時代にバンドサークルで一緒に活動していた仲なんで。応援するのは完全なる依怙贔屓(笑)。
さて、私のカープ依存症も、ボチボチ解消されるかもね。ギャンブル依存症で負けが込んでも、たまに大きく当たったりするから辞められない。でもカープみたいに、常時ハズレばっかりだといい加減イヤになる。カープ依存症に留めておきたいなら、奨成の捕手スタメン固定でHR量産モード突入しかない。どっちにしても、長打率が低い選手をスタメンから外さないと永遠に下位低迷が続くだろう。だいたい、一旦終了した野間を懲りずに起用している時点で、佐々岡と河田のセンスの無さがバレバレ。起用するならするで、出塁率と長打率4割超えという条件を付けないと、意味もなくダラダラ起用するなら田中の二の舞になるのは自明の理。 (2021/07/26 05:46:59 AM)
機動力野球がつまんないのは自明であり、カープの伝統などと言う人がいれば、間違っているか、薄っぺらい知識でしかない。
管理人さんも指摘しているように、昭和50年代の古葉野球は南海野村野球であり、ひいてはオリジンは鶴岡野球なのである。 エースと4番が軸としてあり、各人が状況において仕事をする。 南海は常勝軍団と呼ばれていたが、そのころからパリーグはセリーグより競争が激しく、毎年、工夫をして南海は上位をキープしていた。三原、水原監督がパに流れてきて、スター選手も多く、切磋琢磨していた。 ただ、巨人が強すぎた。満員の観衆を背に、圧倒的な有望選手を集め、王道の野球をした。パは昔から強く、セでは巨人以外で複数日本一は、古葉広島と野村ヤクルトしかない。連覇は巨人以外でカープのみ。 話がそれていて申し訳ないが、強いパに勝つには、長打のある日本人バッターと、外国人助っ人が軸であり、日本シリーズで競り勝っていたのである。92,93年の西武ヤクルトが有名であるが、ヤクルトは連覇はしておらず、79,80年のカープは、得失点差でー6,ー3なのに勝っている。ちなみに、当時の近鉄の打率は290だ。ソフバンどころではない。しかし、カープも打ち負けてはいないし、HRもそこそこ出ている。 機動力野球なんぞ掲げていないし、普通に外国人を補強し、打ち勝つ野球をしていた。 三村氏だって、水沼氏だってパンチ力はあったし、相手からみると嫌なバッターだった。上本・羽月じゃ嫌がられないでしょ、外野に飛ばないんだから。 (2021/07/26 06:18:20 PM) |