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テーマ:~広島東洋CARP~(4259)
カテゴリ:今日のカープ
それにしても,私の予感は,全く哀しいくらいよくあたる。昨日私はもし今日カープが勝つにはアンダーソンが最低でも6回無失点で凌ぐことが大前提と書いたところだが,本当にそうでもしないと勝てなかった。そして,ある意味1回裏にして敗北が決定した。その後の試合内容は,なぎら健壱翁ではないが,まさに悲惨な戦いとしかいえない。
しかし,もはやこの負け方は前代未聞といっていい。3試合トータル1-26と言う数字もそうだが,27イニング戦ってリードを取ったのが1イニングのみ,その余の26イニングスは全部リードされていたと言う現実。金曜日と今日は残塁さえ数えるほどしかなかったから,いかにオフェンスが完璧に封じ込められたかということである。投手のことばかりフォーカスされるが,このことから目を背けてはならない。 まあ,今日のスターターを見て,もっと言えば今日の公示を見て,この敗北は予見していた。これほど惨敗を続けながらファームから何の梃子入れもなかったことも何だかなあと思うし,今日のスターターなど,まだ懲りずに歩兵の突撃しか能のない白兵戦やるぞと言ってるのと同じである。申し訳ないが,今のなにをどうみたらこんな下位打線が組めるのかと小一時間問い詰めたくなるほどだ。念のため言っておくと,今シーズンの和田の対左右別被打率は左打者の方が悪かったのである。 しかも今のホークス,数年前の鬼のように強かった時代と比べたら,そこまでのものではない。現に,ベイスターズは「強いホークス」に2勝1敗と勝ち越したのである。明らかにこれはカープが酷すぎるからと思わねばならない。善意の鯉党の傷口に塩をすり込むようだが,ホークスが強すぎたからこの成績になったというのは誤りだ。カープが何もかもめちゃくちゃなのである。いや,酷すぎるのは分かっていたのだが,それに対して何の措置も執らず全く足掻くことなく,ただのんべんだらりと野球やったのが批判されるべきなのである。 佐々岡くんは,一丁前に今日の試合の会見を拒否して,なんやら「福岡に来てくれたファン」に申し訳ないという談話を広報を通じて出したようである。すなわち,全然反省もしてなければ申し訳ないとはこれっぽっちも思っていない証拠である。これは無批判に応援してくれる信者向けのメッセージであると見るのが正しい。明らかにこのホークス戦,ファンの佐々岡くんを見る目が厳しくなっているのは確かである。だから,ファンの分断を図っているとみるべきだろう。もちろん佐々岡くんにそんな知恵はないはずだから,きっと球団当局の入れ知恵だろう。 この3連戦の不始末は,指揮官の責任としては大甘に見て進退伺い提出ものである。普通ならば即刻解任が正しい。優勝を目指すというのであれば。だから,今の今から佐々岡くんがまだ指揮官として振る舞うことを許すというのは,カープは優勝する気がありませんということを対外的に表明しているに等しいのだ。だから,本来コミッショナー事務局あたりが調査に動くべき案件なのである。 そう,この3連戦の不始末の責任をすべて佐々岡くんにぶつけるのは甘い。怒りをぶつけるべき先はひとつ,球団当局の責任者である代表取締役社長である。それができないようなら,どんなに格好いいこと言っても説得力がないし,まあとんだお笑いぐさだ。私は昔から言ってるからね。この球団の代表取締役社長はカープを優勝させる気なんてさらさらないって。そのためにはファンを分断することも辞さないし,事実やってるから。 明後日からのファイターズ戦。パシフィック最下位だからなめてかかってたら,BIG BOSSの策略に嵌まって,無様に連敗を伸ばすだけになるだろうな。それでもいいと思うよ。そうしたら,一生懸命応援すればすべてが解決すると思っている善意のカープファンにも,少しは理解してもらえるかな。 ほらね,平気で一敗したじゃない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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