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テーマ:少年&少女サッカー(888)
カテゴリ:サッカーあれこれ
俊輔のパスが止まって見える。
同点に追いつくブラジル。ロナウジーニョの広い視野から、シシーニョへ。 (エッ。)と思った一瞬の隙に、(エッ。)と出てくるロナウド。エッと思わせるプレーができないと世界を崩せない。マークについていた中澤が一瞬ボールに気を取られるのを見透かしているかのような動きだった。川口も前に出て来れない。 日本代表ってこんなに下手だった?と思わせるぐらいブラジル=世界との差を思い知らされる。本気になったブラジルの早いチェックにパススピードを上げる日本。ところが、ファーストタッチが足元におさまらずコントロールできない。カウンターのロングボールは、力も精度もなく、前線に届く前に相手DFにカットされてしまう。打たなければ入らないシュートは相変わらず。 パスの速さ、精度。トラップの正確性、次のプレーへの準備。ロビーニョ、ロナウド、ロナウジーニョの切り返しの速さとうまさ。何よりシュートの正確さ。 にしても、巻・稲本等の打つシュートは何でクロスバーの遥か上を越えていくのか? 後半8分。ジュニーニョ・フェルナンブカーノのミドルシュート。浮かない。見事。ブラジルが放つシュートは外れても低く、強い。もはや鬼の目になった川口なしでは、何点取られるか分からない状態。 後半30分。動けなくなる。余裕なく必死でいかねばだめだから、疲れがどっと来る。ということは、世界の2倍走りこまなければ勝てない。 オシムが、決定すれば、持論である走るサッカーを展開してくれるだろう。彼の言う「サッカーは、二つのことが同時にできなければならないスポーツ。ひとつは走ることだ。走りながら考える。走りながら観察する。走りながら蹴る・・・。」 「アイデアのない人もサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない。」 「ライオンに追われてウサギが逃げる時、肉離れはしない。怪我をしない準備を十分しておけばいいのだ。」 「ボールを奪うことが目的ではない。ボールを奪う前に次にやることを考えていなければならない。」etc. オシムのいいところは、それを実践するための理論と具体的な方法と若手を育成する我慢強さを持つところだと言われている。彼の代表監督就任で少年サッカーの育成のコンセプトもよりレベルアップすることを祈る。 日本人の素早さを活かした「走る。」サッカー。 世界にレベルのプレッシャーに負けない「パスの速さと精度。」 局面を打開する「切り返しの早さ」=「アイデア」 を目指して、年代にあった準備をしていくようになれば、次世代の日本サッカーを作れるだろう。クリ達小学生レベルでは走る基本。色々な状況に対応できる柔軟性など。 オシムガ2年で、パートナーにピクシー。その後、ピクシーが引き継いでオシムガバックアップ・・・。なんてのは、ファンである自分にも日本にもベストと思う。 俊輔は、スコットランドで通用するサッカーがWCレベルでは通用しないことを感じただろうか。今年は無理でもできるだけ早くレベルの高いリーグへ移籍し4年後にさらに強くなってほしい。伸二も松井もそうだ。 「クリ。代表が負けた原因分かった。びしびし練習しろよ。」 「何を?」 「代表を背負うのは、おまえだ。」 「そんなぁ、重くて無理。一人ぐらいならいいかも。」 「くだらないこと言わんと朝走る時、ロナウジーニョ走りをしっかりやれよ。二軸だぞ二軸っ。」 「やってるよ。」 「もっともっと素早く踏み出す練習しろってこと。こんどチェックするからな。」 「タイム?」 「タイムも動きもシュートもだ。」 「ふぇーい。」 目の前にいるお茶らけた息子が、さっきまで画面の中で格闘していた日本代表にダブって熱くなるバカ親でした。 (走れ走れという前に目標を見つけることを教えるべきだなぁ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.26 23:14:34
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