|
全て
| カテゴリ未分類
| サッカークリ日記
| 素人コーチ日記
| サッカーあれこれ
| 素人コーチ日記~トレーニング編
| サッカークリ日記~トレーニング編
| クリへの手紙
| 【サッカー教科書】
テーマ:少年&少女サッカー(888)
カテゴリ:サッカーあれこれ
精根尽き果てるまで走って、10分休んで、次の展開へ。
中田英が、引退表明。思えば、でかい外国人のタックルを受けて倒れない日本人を初めて見たのが中田だった。 テクニックとトレーニングで日本人も体格の小さな選手でも勝てるということを子ども達に説明するのに素晴らしいお手本だった。 ワールドカップで燃え尽きるまで走って、第二の人生を歩み始める潔さは人として男として、よい。だけどお手本にしていた子ども達に何て説明する? 「中田を見てみろ。全力で最後まで走ってたろ。」 「でも、負けちゃったね。」 「今回は負けたけど、次は負けないさ。また努力するんだ。」 「でも、中田英寿やめるんでしょ。あきらめたんだね。」 「・・・。」 「ワールドカップで負けたからやめるんじゃん。」 「そんなことはない。」 「どんなこと?」 「初めから、引退するのは決めてたんだよ。最後の最後まで全力を尽くしてやってたろ。」 「サッカーが嫌になったのかも。まだ若いでしょ。」 「試合終了の笛が鳴って、次のことを勉強する時間が来たんだよ。サッカーやるときは一生懸命サッカーやって、終わったら一生懸命勉強するだろ。クリだって。」 「しないけど・・・。」 「英のように外人に負けない体を作ってやる。こっち来い。」 「あ。勉強の時間だ。じゃね。」 「このぉ。勉強じゃなくて走る時間だろが。足が遅いとオシムに選んでもらえないぞ。」 「中田遅かったじゃん。」 「だけど、走り続けたろ。考えながら。中田は考え続けながらへとへとになるまで走ってたじゃんか。終わってからピッチで10分も泣いてたぐらい。」 「クリだって。」 「考えてる?」 「考えてるよ。いろんなこと。」 「ゲームのこととか、遊ぶこととかだろ?」 「うん。」 「そーじゃねぇだろ。どうやって点を取るかだろ。」 「そっか。」 (やっぱり、英が必要だ。大黒キャラではクリと同じだし。) 惨敗した日本。そこからあきらめず、南アフリカに向かってさらに前進しようとする中田英が見たかった。それこそ子ども達のお手本になる。実業家になってカッコイイなんてのは、小学生には無理。今しばらくは、やっていてほしかった。あと、たったの4年。サッカー以外に今しかできないことがあるというのか。 クリのいうようにもうあきらめたのだろうか?(と言っても日本のサッカー選手ではすでに大成功。)彼の人生計画では、30歳で転身することは、決めてあったことなのだろう。文句は言えないが、ジダンもフィーゴもかなりかっこいいと思うのだが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[サッカーあれこれ] カテゴリの最新記事
|
|