サッカークリニッキ                          SOCCER CLINIKKI

2009/08/31(月)02:21

ヒールパス

サッカークリ日記(170)

「クリ、この間、左サイドの1対1で、右足裏で引いて後ろ通してパスしたろ。 大外から上がって来たジーニョにパスしてサイドを突破させた奴。」 「あー、アレね。いいヒールパスだったでしょ?」 「おう。1回目はな。けど、後半2回目の時は、カカトに引っかけて、バウンドさせたやろ。 ジーニョが追いつく前に、タッチを割ったやんか。」 「へへ。ちょっと回転かけようと思ったら、当たり損ねた。」 「クリスチアーノ・ロナウドの影響か?」 「誰でも使ってるじゃん。」 「だったら、C.ロナウドの動画良く見て研究しろ。 ヒールでもグラウンダーの速いパスが出るぞ。まだまだ修行が足りん。」 「へーい。」 「けど、ああいうアイデアパスやフェイントにどんどんチェレンジすんのはいいことや。 見てても楽しい。成功したら、めっちゃ嬉しいやろ?」 「うん。気持ちいいよ。」 「次は、ゴール前のチャンスで、決められたらいいなあ。」 「うん。やるよ。」 「けどなあ、キレが悪かったら、相手に読まれて奪われる。 ヒールでも芯に当てて、正確なパスができるようにしなきゃ。」 「へーい。」 「それと、あの2回目は、中に切り込むチャンスだったと思うぞ。」 「どーゆーこと?」 「あの時ついてた敵は、1回目と同じサイドバックの選手やった。」 「そーなの?」 「ソコ、見えてないのね。」 「あそ。」 「同じ奴だったから、後ろからジーニョが上がってきたとき、きっと警戒してたと思うぞ。」 「ん。」 「右足で引いた後、相手がジーニョを警戒した瞬間に、プッシュして中に切れ込んで行けば、 相手の逆を取れて簡単に中に入り込めたはずだ。」 「ん。」 「1回目は、バックサイド、2回目は自分で中にドリブルってことだと、 3回目は、DFも迷う。ますます、どちらも決まる可能性が高くなる。」 「そー?」 「ダブルタッチとかエラシコで自分でタテに突破する技も決まりやすい状態になる。」 「んー。」 「そういうのもマリーシアだ。頭使って相手を惑わす。」 「ん。」 「例えば、相手が前を塞いだとき、ホントに蹴って相手にぶつけたり、ぶつかりそうになれば、 2回目のキックフェイントには、必ず、引っかかる。弱い奴だと、顔をそむけたり後ろ向くから、 簡単に抜けるし、置いて行けるから、パスも楽に出せる。」 「それやってるよ。練習で。」 「そーか。試合でもそーいうことを考えたりやったりすることがとっても大事。それに面白い。」 「うん。」 「ただし、その前に、自分の技のキレ・・・素早さ、タイミング、加速スピードをつけないと、 何をしても通用しないんだから、小細工の前にしっかり練習して、技のレベル上げとけよ。」 「へーい。」 「とりあえず、C.ロナウドをしっかり見て、技の完成を目指せ。 ヒールパスだって、鋭く速く出せるように練習しろ。 蹴る前のアクションが大きいと意外性がなくなるってことにも気をつけてな。 素早く小さいアクションと、タイミングを掴むこっちゃ。」 「おーけー。いつもやってるから大丈夫だよ。」 「なんか、そんな小技ばっか、やってるんじゃねえだろうな。」 「そんなことないよ。好きだけど。」 「いや・・・。」 「なんですぐ疑うわけ?」 「小技の部分だけじゃなくて、クリスチャーノのスピードを学ばなきゃいけんぜよ。」 「らじゃ。・・・ごまかしたね。」 C.ロナウド足技テクニック動画

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