サッカークリニッキ                          SOCCER CLINIKKI

2010/03/05(金)00:16

100225 競争力

サッカークリ日記(170)

「クリ、競争力がなきゃプロにはなれん。」 「わかってるよ。」 「そーか?競争力ってなんだ?」 「え・・・闘って勝つ力じゃん。」 「違う。」 「なに?」 「あのな、競争を怖れないことと、めげずに競争し続けられる心の強さのことだ。」 「んー?」 「負けても、負けても、あきらめない奴は、いずれは勝てる可能性がある奴だ。 勝つことを目指して、自分の将来の力を信じて、今やるべきことをしっかり頭に入れて それに集中してやれる人が、競争力のある人っていうこと。」 「ふーん。」 「競争に勝つことの出来る体や力や技じゃなくて、 競争力というのは、絶対勝つぞという強い気持ちがあるかどうか、 その強い気持ちを継続できるかどうかということだ。」 「ふーん。」 「すぐ、めげたり、怖気づいたりする奴は、勝てる力を持っていても、発揮できん。」 「ふむ。」 「勝てる力が、今、あるか、うまいかどうかなんて関係なく、 勝てる力がつくまであきらめないかどうかだ。 勝つことを目指して、その時その時、全力を尽くして闘って初めて、実力を発揮できるようになる。 それが出来るまであきらめず、ずーっと頑張れる奴が競争力のある奴。」 「んー?」 「(勝てなかったら。)とか(失敗したらどーしよう。)とか考えてもしょーがないってことだ。 結果の心配せずに、開き直って攻撃的に行くことと、あきらめないこと。 途中で投げ出したらだめよ。」 「うん。」 「おまえに競争力はあるか?」 「わかんないけど、あきらめていないよ。」 「そーか。それなら、あとは、集中。 一個一個のプレーに対してもあきらめず、しつこく行けよ。 それを積み重ねて、全部にあきらめないおまえができる。競争力がつく。」 「ふむ。」 「攻撃でも守備でも言える。特にボールを奪うために必要だ。」 「なんで?」 「ボール奪うことに執着して、自分を犠牲にして体を張る、あきらめない姿勢は、 チームにもいい影響を与える。仲間に信頼されるようになる。 そしたら、ますます頑張れるから続けていける。」 「ん。」 「本田の強い態度を見習え。」 「ふてぶてしいやつね。」 「堂々とも言う。ヨーロッパで、あの態度で、貫き通せる強さがすごい。」 「ふーん。歩き方は出来るよ。肩揺らして・・・。」 「ふーん。・・・。」 【CSKAモスクワvs OBオーデンセ(デンマーク)2010.02.09】 本田圭佑(CSKAモスクワ)2アシスト!! よろしかったらクリックお願いします。⇒にほんブログ村

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る