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テーマ:サッカー少年(86)
カテゴリ:サッカークリ日記
「あの立ち上がりの5分はなんや?」 「えー。ふつー。」 「あれがか?おまえのチームのダメなとこや。戦闘モードに入るのが遅すぎる。」 「ふむ。」 「今日の相手だから良かったけど、1点を争う相手だったら、あの1点が命取りやで。」 「ふむ。」 「スタートの鈍いおまえのチームにスイッチを入れる役をおまえが引き受けろ。」 「ん?」 「最初にボールを奪う役は自分だと決めとけ。ポジション関係なく。 まず、ガツンとタックルに行って、“おお、今日のクリ、気合入ってんなあ。”と思わせることだ。 そうやってスイッチを入れろ。特に最初の5分、阿修羅のように動け。」 「うん。」 「練習のゲームでも同じ。最初から、集中して、奪いに行け。気合入った練習ができる。」 「ふぁーい。」 「最初の5分は危険な5分。」 「ふむ。」 「危険な5分というのは、相手にとっても同じ。ということは、味方にとっては?」 「ちゃんす。」 「そーだ。危険な5分は、チャンスの5分だ。 その時間帯に早くスイッチが入れば、点を取れる可能性が高い。 きっかけさえつかめば、リズムが良くなってくる。 最初から、100%集中。敵より早くリズムをつかむこと。」 「ふむ。」 「あのね、試合の集中力は、最初から全開にしないといけない。」 「なんで?注意しながらだんだん集中していってもいいじゃん。」 「だんだん集中していこうと思ってると、集中できないまま終わることもある。 それと、緊張してるから、リラックスしようって思ってると、力を発揮できないこともある。 勝負の最中にリラックスなんかするな。最初から最後まで全開集中じゃないとだめ。」 「なんで?」 「脳とか筋肉に酸素とエネルギーを運ぶ心臓とか呼吸器の機能は、交感神経という神経が高める。 エネルギー源になるブドウ糖も交感神経が出すアドレナリンによって作られる。 その交感神経は、「絶対負けない。」とか「闘うぞー!」っていう心の高まりで刺激される。」 「へ?」 「とにかく、モチベーションが高くないと、頭も体も動かない。 気持ちの強さが、試合に勝つためには今何が最も大切か、 今この瞬間何をすべきかを見抜く脳の機能を高めるってことだ。 最初から、気合が入ってると、アドレナリンが出て、頭も体もどんどん切れが良くなるの。 わかったか?」 「あんまし、気合入れすぎると緊張したりするから、リラックスしたほうがいいんじゃないの?」 「大事な試合になればなるほど、緊張するのが当たり前だ。責任感があるならな。 緊張するから、交感神経が刺激されて、体が敏感になる。 けど、緊張しすぎると、交感神経が働き過ぎて心臓がバクバクしたり、興奮状態になる。 頭と体が動かなくなるんじゃ困るな。」 「ふむ。」 「そん時は、緊張よりも強い集中力を持つか、 交感神経を高ぶらせたまま、自律神経を安定させるかだ。」 「今日の話難しいね。おとーさん、アドレナリン出過ぎ。」 「やかまし。 とにかく、結果を恐れず、明るく前向きにやる。分割腹式呼吸で集中する。その前に姿勢を正す。 この3つやって、イケイケで最初からやれってこっちゃ。」 「そー言えばいいじゃん。」 「すみません・・・。」 よろしかったらクリックをお願いします。⇒にほんブログ村 〈勝負脳〉の鍛え方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.03 19:14:30
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