100331 速読トレーニング
「判断を速くしなきゃいけない。」「だから、ミニゲームを使って、まるまる10分間、すべてダイレクトプレーするとかやってるのか?」「やってるけど、なかなか。」「味方の動きを見るのはもちろんだけど、その前に自分のポジショニングやボディアングル、プルアウェイや前に出て受ける動きで準備をしないとダイレクトプレーはできないんだぞ。」「うん。やろーとしてるよ。」「そーか。でもむずかしーか?」「だね。」「寄せる敵、動く敵、味方によって一瞬で変わる動きや状況より、速く判断しなきゃいけないし、自分がそれより速く動く必要があるからな。」「うん。あせるとなかなかコントロールが難しいし。」「ふーん。」「周りの動きや飛んでくるボールを的確に捉える目を鍛えなあかんな。」「視力1.2だよ。」「それとは違う。周りの速い状況変化を速いと感じなくてすむように、鍛える。」「どーやって?」「速読トレーニング。」「なんで?」「目で見たもの(情報)が脳に入ってきて、脳がそれを確認、判断して、指令を出し、体の部分が動く。」「ふむ。」「見て、脳が判断し、指令を出す。このスピードを速くすることが、動体視力を高めるし、同じ原理で、判断力や空間認知力、表現力(=パフォーマンス)も高まる。」「ふーん。」「この動画見てやれ。肩幅ぐらいの広さに置いた両方の人差し指を交互に見る。ヨコ、タテ、斜め、前後。3秒間に10回できるように。」「ふむ。」「脳からの指令で素早く目を動かせることと、手や足を動かせることの神経の動きは同じはずだから、目を速く動かせる人は、体もすばやく動かせるはずだ。だまされたと思って、しばらく、やってみろ。能力を高めるというより、もともとある能力を引き出したり、その使い方をスムーズにするトレーニングだ。体を動かす(表現する)能力が高まるということは、記憶力、計算力なんかも高まるはずだから、勉強にもプラスになるかもよ。」「ふーん。ほんとにー?」「まあ、やってみる価値はあるやろ。150キロのボールが見えるようになるなら、絶対に何かプラスになる。」「やる。」▽▽▽▽▽【みかん堂サッカー動画】~速読トレーニング【みかん堂サッカーBOOKS】~驚異の速読トレーニング 呉真由美さんの著書2冊よろしかったらクリックをお願いします。⇒にほんブログ村