ガーデンデザイナーのブログ

2006/12/25(月)20:40

天候は最悪の天候だけど諦めない。

雑観(11)

今年年末の天気はどうなっているのだろう。この12月、いつもの年より雨が多い。今晩から28日にかけて荒れ模様、今年の行いが悪かったせいだろうか。どうやら秋から発生しているとみられるエルニーニョ現象の影響で、冬型の気圧配置は長続きしないそうだ。このエルニーニョ現象は現場に出ていた頃からの現象だ。12月に入っての悪天候により工期が一週間ほど遅れている現場がある。左官工事が終わらないと総てが終わらない現場。明日の悪天を見越して午後2時に茅ヶ崎を出て現場へ向かった。移動時間に2時間、4時頃からの作業になる。そういえば6年程前、大手不動産系ハウスメーカーの現場が次の日がプレオープンだった前日、帰ってきてもよさそうな時刻に戻らない。まぁ、こんな時もあるだろうとその日が終わり、次の朝の打ち合わせにも事務所に来ない。案の定、間に合わないので朝まで現場にかかっていたという。机に向かって徹夜とは訳が違う。朝一番で現場に向かい労をねぎらった想い出がある。8月のカラッと暑い夏の朝だった。その後もそれに近い事が2、3あるが、いずれも頭の下がる出来事だ。私自身も夜間の施工の経験はあるが、一昼夜現場に居たことはない。ましてやその様な状況になるのはよっぽどの事で、押し迫った状況に限る。12月から1月のこの時期の夜間は9時頃から冷え込み、砂地が凍ることと凍り始める時間帯があることを初めて知ったことだ。その頃、「凍土法」という掘り取り技術があることを何かの本で読んだことがあって、まんざら出鱈目でない事を実感した。20:00、電話したところ塗り終わって養生をし、片付けをしていると報告が入った。

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