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2011年02月01日
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カテゴリ:愛鋏 植木鋏

この鋏の刻印が「イシマツ」なのか「イソマツ」なのか先ず調べていただいた。そこでたまたま其処にいた鍛冶屋のおとーさんにうかがったところ「石割松太郎」といわれた。

 

が、どうも明治時代の鍛冶らしい。あいにく画像がなかったので刻印の絵を描いたところ、これは「市松」じゃ。ということでお話が始まった。市松さんは、今から40年前(1971)には、打つことを辞めているそうだ当時は、安価な鋏として汎用していたらしい。

 

それでも「佐助」の方が上や!  っと云っていた。

 

個人的には、この市松植木屋鋏が気に入っている。

 

ところが、砥ぎ照りは、出ているもののハマグリ刃で研がれているのであまり良く切れない。切り離しが鈍い(切れない)と音も良い。

 

時間があったら研ぎなおしてやろう。

 

 この鋏の刻印名がわかりました。40年前ほどに抹消された登録名でした。銘は、「市松(イチマツ)」植木屋鋏です。当時の堺では、佐助の高座が際立っていたようですが、この「市松」型としてモデルとなった鋏もあったようです。

 

 昨日売り分けていただいたのは問屋さんだ。今までも紹介文で説明したように販路があるため刻印や刻みは、出荷時に行われる。つまり、無名の鋏があり、各地の信用ある刃物店の登録された刻印が打たれる。

 

この業界では、至極当たり前の事。また刻印は、保証書のようなもので修理も必ず引き受ける。販売時から最後まで責任を取るのが小売店の義務だからだ。

 






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最終更新日  2011年02月01日 23時27分00秒
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