カテゴリ:愛鋏 植木鋏
植木鋏
建築資料社から当時発行された1982年-9「庭」別冊27号に紹介された京鋏大覚寺の鋏がツル手であるのに「ワラビ手」と紹介され、大隅氏がいるにもかかわらず鋏鍛冶が大覚寺だけのような紹介をされている。京都は庭園文化の代名詞ではあるが程近い大阪には既に刃物の堺の存在があり、兵庫には播州三木がある。 現在既知である京鋏「大覚寺」「安広」以前に1960年代まで現存していたという「口清」、しかも京鋏を開発した鋏鍛冶が居た事を私たちは忘れてはならない。 1970年代後半から80年代当時の事なので情報の不備は否めない。しかしあれから30年が経った現在では、当事者も現存しない状況もあり正確な記録を出来るだけ速やかに記録することが急務といえる。 植木鋏の定義とは何だろうか。樹木の枝葉や植物のスケール、地域の手入れの方法によってその形状が異なることは当然のこと。鋏の形状は、大きく分けて6タイプに分けられる。 上左から京鋏、津島鋏、左下部分堺市松鋏、堺佐助、大久保鋏、キリバシ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月25日 22時28分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[愛鋏 植木鋏] カテゴリの最新記事
|
|