2011/01/05(水)15:53
東野圭吾原作「赤い指」(TV)をみて
加賀恭一郎登場の「赤い指」を観た
原作を読んだのが2007年だから
細かいところは覚えていなかったけれど
その頃に読んだ「さまよう刃」同様
かなり心にずっしりといろいろと
社会問題について考えた作品
少年犯罪、介護、家族のあり方・・
ドラマ化、映画化よりも原作派の私だけれど
本を読んで文字から想像できなかった
登場人物たちの心の動きが
表情から読み取れるところがなんとも・・・
いろいろな立場のひとのそれぞれの
気持ちに涙、涙・・
加賀さんの「刑事」として以前の
一人の人間としての人とのかかわり
「新参者」でもあったように
「刑事の仕事は捜査だけでなく、事件によって
心が傷ついているのならその人だって、被害者。
そういう被害者を救う手立てを
探し出すのも刑事の役目」
父親の「どれだけ事件をを解決したかでなく
どれだけの人を救ったか・・」
これもまた印象的
加賀さんみたいな人を
つくりあげる東野さんは
やっぱりすごいな~と
これを観たあと、
夫とウォーキングしながら
いろいろ話した
息子君のこと、家族について、
これからあるであろう親の介護のこと・・・
そして自分たちのお互いの介護も・・
いつも笑顔で過ごせますように・・