「画用紙って重いなあ」という児童の声を聞いて「重さ」の勉強
一昨日、児童に、「この画用紙(100枚)を運んで」と3年生と4年生にお願いすると、持った児童(3年生)が、「画用紙って、重いな」とつぶやいた。「重さを量ってみる?」と私が言うと、量ってみたいという返事。「では、量るものを用意しなさい」と3年生に指示すると、2名がはかりを教室に持って上がった。翌日、算数のテストをした後で、今から2つの課題を出します。どちらかの課題に挑戦して下さい、と指示した。課題1:画用紙100枚の重さはどれだけ?課題2:画用紙からカードが何枚作れるか?課題1に挑戦した人の中で、1枚の重さを量って100倍して 5kgという答えを導けた人がいた。何回かに分けて たして重さを求めた人もいた。課題2は、カードを並べる、根気がいる作業である。並べた後で、何度も数える子どもたち。そこで、10枚ずつ輪ゴムでとめる。最後に数える方法を教えた。課題2では、教師が並べると58枚であった。必ずしも正解とは限らない。でも、根気強く並べること、数え方を覚える学習であると考えて取り組ませてみた。この学習展開について、12月1日の教育研究集会で報告する予定である。 教科書に沿って進めるのが大事であるが、児童の声を聞いて、又、行事に関連して授業を展開することもあっていいのではないかと私は考えます。